バスネタが多いので、二日続けてバスの記事です。
昨日に引き続き9月末で消えるものの第2弾です。第2弾は
伊予鉄南予バス
です。伊予鉄南予バスでは10月1日にダイヤ改正が行われ、いくつかの路線が廃止になります。特に久万営業所ではやや大規模な路線廃止が行われます。というわけで、それをレポートします。
久万営業所管内でいくつかの路線が廃止になりますが、その中に
杣野前組行き
が含まれています。正確に言うと、一の谷〜杣野前組間が廃止されます。この区間は平日昼間の1往復のみの運行で、森の中の狭隘道路を走り抜けます。杣野前組行きは1往復のみですが、久万を出て峠御堂・上直瀬を経由して杣野前組に向かいます。久万営業所発13時40分です。
久万営業所を出たバスは一旦上直瀬まで行き、一の谷まで戻ったのち廃止区間に入ります。因みに久万営業所管内は一旦立ち寄ってある程度戻って別の場所へ行くようなルートを取る便が多いです(河之内や馬野地など)。
廃止区間に入ると、いきなり山間の中に入り、くねくねとした狭隘道路を通って行きます。山間が開けると、集落に入るのですが、数軒の住宅と田畑が広がるというのどかな田舎らしい光景が広がります。それが終わると、再び山間の中に入り、今度は山林の中を駆け抜けます。これがハイライト区間です。山間→集落→山林と景色が変化し、しかも狭隘道路を延々と走って行くので、こんなに凄いところまでバスが通じているんだなと感じさせました。
山林を駆け抜けると、やや高いところに集落が見えます。ここが終点の杣野前組です。松山駅からJR四国バスと伊予鉄南予バスを乗り継いでそしていくつかの山を越え、更に山林の中を駆け抜けてたどりついた終点です。松山駅から2時間かかったのですが、集落はこんなに奥深いところまで出来ていたんだなと感じさせる光景でした。
杣野前組バス停はT字路のど真ん中にあり、バスは道路上で回転します。バス停ポールは無く、標識を使って時刻表などを掲示していました。そうそう、伊久万営業所管内ではバス停ポールを使わず、住宅などの壁に時刻表やバス停看板を貼り付けるバス停が多いことが特徴です(上直瀬など・・・)。したがって、バス停の存在すら気づきにくいバス停もあるとか・・・。それでも運転手は覚えているようです・・・(ある意味凄い・・・)。因みに廃止区間でバス停の存在に気付いたのはバス停ポールを使用していた西浦だけでした。更に杣野前組バス停の時刻表の大半が破れ、かろうじて久万営業所行きの発車時刻が読める程度でした・・・。
今回、久万営業所管内で廃止される路線は以下の通りです。
久万〜河之内〜水押
仕七川〜水押
妙〜市口
一の谷〜杣野前組
つまり、末端区間のいくつかが削られてしまう事になります。したがって、水押行き、市口行き、杣野前組行きが見られなくなってしまうということになります。とはいえ、これらの廃止区間を1日で回れるかというと無理で(久万から杣野前組と市口へ向かう便がほぼ同じ時間に出るため)、色々悩んだ末に杣野前組を選びました・・・。
路線の廃止は久万だけでなく八幡浜管内でも発生します。写真は9月末で廃止される
三机行き
です。三机行きが夕方、三机発が朝の1往復のみの運行で、三机?で停泊するダイヤのようです。三机行きの廃止により、三机口〜三机間が廃止されます。他に八幡浜駅〜三崎を結ぶ路線について、亀ヶ浦池温泉経由便が無くなり、それに伴って加周〜大久間が廃止されます。でも、路線廃止に伴う本数減は少数に留まるようです・・・。
そして、大洲及び長浜管内でもダイヤ改正が行われます。路線廃止は無いものの、全便が土休日運休となってしまいます(本数もわずかながら減便される)。つまり、伊予大洲駅や伊予長浜駅において土休日はバスが全く来なくなってしまいます・・・。でも、大洲営業所は高速バスと松山市駅〜三崎間の特急バスが通るので、土休日も開いていると思いますが・・・。
てゆうか、大洲には日野RLがいるんだけど、今回のダイヤ改正ではK−RJの方が落ちてしまうのでしょうか・・・。
伊予鉄南予バスでは今回のダイヤ改正で比較的大規模な路線廃止が行われ、ますます寂しくなってしまいます・・・。私が初めて撮影した時は八幡浜管内に榎野行きがあったんだけど、今は廃止されてしまったし・・・。
以上です。
昨日に引き続き9月末で消えるものの第2弾です。第2弾は
伊予鉄南予バス
です。伊予鉄南予バスでは10月1日にダイヤ改正が行われ、いくつかの路線が廃止になります。特に久万営業所ではやや大規模な路線廃止が行われます。というわけで、それをレポートします。
久万営業所管内でいくつかの路線が廃止になりますが、その中に
杣野前組行き
が含まれています。正確に言うと、一の谷〜杣野前組間が廃止されます。この区間は平日昼間の1往復のみの運行で、森の中の狭隘道路を走り抜けます。杣野前組行きは1往復のみですが、久万を出て峠御堂・上直瀬を経由して杣野前組に向かいます。久万営業所発13時40分です。
久万営業所を出たバスは一旦上直瀬まで行き、一の谷まで戻ったのち廃止区間に入ります。因みに久万営業所管内は一旦立ち寄ってある程度戻って別の場所へ行くようなルートを取る便が多いです(河之内や馬野地など)。
廃止区間に入ると、いきなり山間の中に入り、くねくねとした狭隘道路を通って行きます。山間が開けると、集落に入るのですが、数軒の住宅と田畑が広がるというのどかな田舎らしい光景が広がります。それが終わると、再び山間の中に入り、今度は山林の中を駆け抜けます。これがハイライト区間です。山間→集落→山林と景色が変化し、しかも狭隘道路を延々と走って行くので、こんなに凄いところまでバスが通じているんだなと感じさせました。
山林を駆け抜けると、やや高いところに集落が見えます。ここが終点の杣野前組です。松山駅からJR四国バスと伊予鉄南予バスを乗り継いでそしていくつかの山を越え、更に山林の中を駆け抜けてたどりついた終点です。松山駅から2時間かかったのですが、集落はこんなに奥深いところまで出来ていたんだなと感じさせる光景でした。
杣野前組バス停はT字路のど真ん中にあり、バスは道路上で回転します。バス停ポールは無く、標識を使って時刻表などを掲示していました。そうそう、伊久万営業所管内ではバス停ポールを使わず、住宅などの壁に時刻表やバス停看板を貼り付けるバス停が多いことが特徴です(上直瀬など・・・)。したがって、バス停の存在すら気づきにくいバス停もあるとか・・・。それでも運転手は覚えているようです・・・(ある意味凄い・・・)。因みに廃止区間でバス停の存在に気付いたのはバス停ポールを使用していた西浦だけでした。更に杣野前組バス停の時刻表の大半が破れ、かろうじて久万営業所行きの発車時刻が読める程度でした・・・。
今回、久万営業所管内で廃止される路線は以下の通りです。
久万〜河之内〜水押
仕七川〜水押
妙〜市口
一の谷〜杣野前組
つまり、末端区間のいくつかが削られてしまう事になります。したがって、水押行き、市口行き、杣野前組行きが見られなくなってしまうということになります。とはいえ、これらの廃止区間を1日で回れるかというと無理で(久万から杣野前組と市口へ向かう便がほぼ同じ時間に出るため)、色々悩んだ末に杣野前組を選びました・・・。
路線の廃止は久万だけでなく八幡浜管内でも発生します。写真は9月末で廃止される
三机行き
です。三机行きが夕方、三机発が朝の1往復のみの運行で、三机?で停泊するダイヤのようです。三机行きの廃止により、三机口〜三机間が廃止されます。他に八幡浜駅〜三崎を結ぶ路線について、亀ヶ浦池温泉経由便が無くなり、それに伴って加周〜大久間が廃止されます。でも、路線廃止に伴う本数減は少数に留まるようです・・・。
そして、大洲及び長浜管内でもダイヤ改正が行われます。路線廃止は無いものの、全便が土休日運休となってしまいます(本数もわずかながら減便される)。つまり、伊予大洲駅や伊予長浜駅において土休日はバスが全く来なくなってしまいます・・・。でも、大洲営業所は高速バスと松山市駅〜三崎間の特急バスが通るので、土休日も開いていると思いますが・・・。
てゆうか、大洲には日野RLがいるんだけど、今回のダイヤ改正ではK−RJの方が落ちてしまうのでしょうか・・・。
伊予鉄南予バスでは今回のダイヤ改正で比較的大規模な路線廃止が行われ、ますます寂しくなってしまいます・・・。私が初めて撮影した時は八幡浜管内に榎野行きがあったんだけど、今は廃止されてしまったし・・・。
以上です。