2014年3月改正で
寝台特急「あけぼの」
が廃止され、以後はGWや盆休みに臨時として運行されています。そんな臨時特急「あけぼの」に乗車してきましたのでレポートします。臨時では定期列車時代から時刻が大幅に変わり、特に下りの青森着が12時台になるなど本来の利用からほぼ無視したような設定となり、車両も6両編成に減車され、とりあえず運行しているような状態でした。
上りは青森発が17時11分ですが、青森駅には16時40分ごろに3番ホームに入線してきました。約30分停車となりますが、これた定期時代よりやや長くなって驚きました。約30分間という時間はやや長めということもあり、みんなが思い思いに撮影していました。
機関車は
EF81 139
でした。長岡まで務めます。臨時特急の牽引機は定期時代と変わらず、牽引区間も同じです。したがって、編成が短くなった以外は定期時代とほぼ変わらない姿です。
客車です。乗車時の編成は以下の通りです。
1号車 オハネフ25 202
2号車 オハネ24 7
3号車 オハネ24 44
4号車 オハネ25 220
5号車 オハネ24 554
6号車 オハネフ24 21
カニ24 102
定期時代は9両編成が基本でしたが、臨時では6両編成となっています。定期時代からA寝台、ソロ、B寝台各1両ずつが減っていました。でも、基本的に定期列車時代とおなじ車両が使用されており、中には北斗星用だった車両もいました。
臨時列車ではA寝台、ソロ、B寝台が減車されたため、6両編成全てがB寝台となり、5号車のソロが唯一の個室で、それ以外が開放寝台となりました。日本海やきたぐにではA寝台などが全て減車され、B寝台の解放寝台のみが残った事を考えると、個室寝台が残ったのは奇跡でしょうか・・・。でも、ソロが1両のみとは少々さびしそうな感じでした・・・。
青森駅の案内表示ですが、表示には「臨時寝台特急」と案内されていました。つまり、「あけぼの」は寝台特急ではなく、臨時寝台特急になっている事がわかります。時代の流れでしょうか・・・。でも、ホーム上の乗車口表示ではまだ寝台特急になっていました。
今回は
ソロ
が取れたので、そこに乗車します。上段で、しかも進行方向なので、GOODな環境でした。ソロの上段に乗るのは数年ぶりですが、車内に入るとロープが付いていました。これは転落防止のためですが、室内の半分にロープが付いている感じなので、室内移動に苦労しそうな感じでした(実際にロープが邪魔でしたが・・・)。そして、転落防止のためなのか、枕の位置に関して注意表記がありました。おそらく、進行方向に足を置こうとして、ドア側に頭を向けて落下事故につながったのかもしれませんね・・・。
17時11分に
青森
を出発しました。ゆっくりとホームを出て、奥羽本線を南下していきます。
そして、次の
新青森
に到着し、ここで7分停車です。定期時代はすぐに出発しましたが、臨時はしばらくの停車です。とはいえ、新幹線が出来てから「あけぼの」が新青森に停車するようになりましたね・・・。でも、あけぼのより遅い新幹線に乗ると、当日中に東京に着いてしまうんですよね・・・。
新青森を出発し、次の津軽新城で運転停車です。ここで普通列車と交換しますが、あけぼのでは臨時でもいくつかの駅に運転停車します。
新青森を出て次に
弘前
に停車しました。この時、701系やキハ40系や弘南鉄道など多数の車両が迎えていました。
弘前を出ると、大鰐温泉、碇ヶ関、大館、鷹ノ巣、二ツ井、東能代と停車していき、ここで少しずつ乗客を拾っていきます。各駅では駅舎が山側で、個室も山側であったため、各駅の改札口を眺める事が出来ました。各駅の改札口では名産物や観光案内などが置かれており、風土を感じさせました。
定刻から少し遅れて
秋田
に到着しました。ここで3分間停車し、乗務員交代します。定期時代は4番ホームでしたが、臨時では2番ホームで乗降扱いです。ホームが変わったにもかかわらず2番ホームには乗車口案内が設置されていたことは驚きでした。それだけに「あけぼの」は奥羽本線や羽越本線沿線にとって東京への移動に欠かせない列車だったんですね・・・。
この後は少しうとうとになりながらも景色を眺めながら過ごしていました。鶴岡を過ぎた辺りから就寝に入りました。
5時半ごろに起床すると、既に高崎線を走行していました。東北では曇り空でしたが、関東は晴れのようです。
6時20分に終点の
上野
に到着しました。定期時代から約30分繰り上げとなり、朝早い到着になってしまいましたが、多数の方が降車し、カメラを向けていました。「あけぼの」では朝ラッシュを避けるために朝早い時間帯に到着していたのですが、6時20分とはさすがに早いなと思うのですが、臨時なので仕方がない面もありますが・・・。
長岡からはEF64 1051の牽引でした。
臨時化でもそれなりに乗車していた感じでしたが、それでもほどなくして設定が無くなってしまうのでしょうか・・・。日本海ときたぐにでは1年もしないうちに設定が無くなってしまったし・・・。
以上です。
寝台特急「あけぼの」
が廃止され、以後はGWや盆休みに臨時として運行されています。そんな臨時特急「あけぼの」に乗車してきましたのでレポートします。臨時では定期列車時代から時刻が大幅に変わり、特に下りの青森着が12時台になるなど本来の利用からほぼ無視したような設定となり、車両も6両編成に減車され、とりあえず運行しているような状態でした。
上りは青森発が17時11分ですが、青森駅には16時40分ごろに3番ホームに入線してきました。約30分停車となりますが、これた定期時代よりやや長くなって驚きました。約30分間という時間はやや長めということもあり、みんなが思い思いに撮影していました。
機関車は
EF81 139
でした。長岡まで務めます。臨時特急の牽引機は定期時代と変わらず、牽引区間も同じです。したがって、編成が短くなった以外は定期時代とほぼ変わらない姿です。
客車です。乗車時の編成は以下の通りです。
1号車 オハネフ25 202
2号車 オハネ24 7
3号車 オハネ24 44
4号車 オハネ25 220
5号車 オハネ24 554
6号車 オハネフ24 21
カニ24 102
定期時代は9両編成が基本でしたが、臨時では6両編成となっています。定期時代からA寝台、ソロ、B寝台各1両ずつが減っていました。でも、基本的に定期列車時代とおなじ車両が使用されており、中には北斗星用だった車両もいました。
臨時列車ではA寝台、ソロ、B寝台が減車されたため、6両編成全てがB寝台となり、5号車のソロが唯一の個室で、それ以外が開放寝台となりました。日本海やきたぐにではA寝台などが全て減車され、B寝台の解放寝台のみが残った事を考えると、個室寝台が残ったのは奇跡でしょうか・・・。でも、ソロが1両のみとは少々さびしそうな感じでした・・・。
青森駅の案内表示ですが、表示には「臨時寝台特急」と案内されていました。つまり、「あけぼの」は寝台特急ではなく、臨時寝台特急になっている事がわかります。時代の流れでしょうか・・・。でも、ホーム上の乗車口表示ではまだ寝台特急になっていました。
今回は
ソロ
が取れたので、そこに乗車します。上段で、しかも進行方向なので、GOODな環境でした。ソロの上段に乗るのは数年ぶりですが、車内に入るとロープが付いていました。これは転落防止のためですが、室内の半分にロープが付いている感じなので、室内移動に苦労しそうな感じでした(実際にロープが邪魔でしたが・・・)。そして、転落防止のためなのか、枕の位置に関して注意表記がありました。おそらく、進行方向に足を置こうとして、ドア側に頭を向けて落下事故につながったのかもしれませんね・・・。
17時11分に
青森
を出発しました。ゆっくりとホームを出て、奥羽本線を南下していきます。
そして、次の
新青森
に到着し、ここで7分停車です。定期時代はすぐに出発しましたが、臨時はしばらくの停車です。とはいえ、新幹線が出来てから「あけぼの」が新青森に停車するようになりましたね・・・。でも、あけぼのより遅い新幹線に乗ると、当日中に東京に着いてしまうんですよね・・・。
新青森を出発し、次の津軽新城で運転停車です。ここで普通列車と交換しますが、あけぼのでは臨時でもいくつかの駅に運転停車します。
新青森を出て次に
弘前
に停車しました。この時、701系やキハ40系や弘南鉄道など多数の車両が迎えていました。
弘前を出ると、大鰐温泉、碇ヶ関、大館、鷹ノ巣、二ツ井、東能代と停車していき、ここで少しずつ乗客を拾っていきます。各駅では駅舎が山側で、個室も山側であったため、各駅の改札口を眺める事が出来ました。各駅の改札口では名産物や観光案内などが置かれており、風土を感じさせました。
定刻から少し遅れて
秋田
に到着しました。ここで3分間停車し、乗務員交代します。定期時代は4番ホームでしたが、臨時では2番ホームで乗降扱いです。ホームが変わったにもかかわらず2番ホームには乗車口案内が設置されていたことは驚きでした。それだけに「あけぼの」は奥羽本線や羽越本線沿線にとって東京への移動に欠かせない列車だったんですね・・・。
この後は少しうとうとになりながらも景色を眺めながら過ごしていました。鶴岡を過ぎた辺りから就寝に入りました。
5時半ごろに起床すると、既に高崎線を走行していました。東北では曇り空でしたが、関東は晴れのようです。
6時20分に終点の
上野
に到着しました。定期時代から約30分繰り上げとなり、朝早い到着になってしまいましたが、多数の方が降車し、カメラを向けていました。「あけぼの」では朝ラッシュを避けるために朝早い時間帯に到着していたのですが、6時20分とはさすがに早いなと思うのですが、臨時なので仕方がない面もありますが・・・。
長岡からはEF64 1051の牽引でした。
臨時化でもそれなりに乗車していた感じでしたが、それでもほどなくして設定が無くなってしまうのでしょうか・・・。日本海ときたぐにでは1年もしないうちに設定が無くなってしまったし・・・。
以上です。