5月30日、大阪舞洲の舞洲スポーツアイランド「空の広場」にて体験型イベントの
バステクフォーラム2014
が開催され、そこを見てきましたので、レポートします。このイベントは2010年にバスラマ創刊20周年記念事業として開催されたもので、以後毎年行われています。これはバス事業に関わっている方々を中心に最新技術の展示及び体験を目的にしているため、平日開催となっている事がポイントです。
会場入り口です。
展示された車両の中で最も目を引いたのが
日野の次世代ハイブリッドバス
です。従来のハイブリと比べると、バッテリーの小型化などの最新技術を用いられているため、屋根上のコブが小さくなっている事が大きなポイントです。それだけでなく、さまざまな面において、最新技術が採用されており、進歩したかのような印象です。この次世代ハイブリッドバスは都営バスにおいてS−Z500・501として試験的に営業運転を行っています。
屋根上のこぶが小さくなっているのはバッテリーが小型化された新型のものになったためですが、それだけでなくインバータもリヤオーバーハング部に移設されたためでもあります。そのため、クーラーコンデンサとの高さの差が縮まり、ややすっきりとした印象になりました。
運転席パネルも一新されました。従来のハイブリはブルーリボン時代とほとんど変わらぬ内容でしたが、今回を機に外観形状はそのままで中身が大きく変わりました。エルガやエアロスターなどのようにLCD表示が付き、そこにはバッテリーの残量や燃費などが表示されています。
そして、日野のハイブリは一貫してMTを採用していましたが、今回から
AMT
となった事がポイントです。これは、従来のハイブリはモーターとエンジンを直結していたものがクラッチを介することで燃費性能を向上させた事がポイントです。そのクラッチの断接はAMTの方が効率いいということで、AMTが採用されたわけです。いすゞエルガハイブリはボタンで制御していますが、日野はレバーにより制御しています。
こちらは
エアロスター
ですが、三菱ふそうエアロスターとしての展示ではなく、アリソンの体験用としての展示です。このエアロスターのATは標準(サンプルカー)、山間路(阪急バス)、平坦路(中日臨海バス)の3パターンに分けているようです。3つのタイプを用意することで、アリソン製ATを体験させようということのようです・・・。詳しくはわかりませんが・・・。
エアロスターの車内ですが、3台とも運転席付近にモニタが置かれていて、そこには速度、エンジン回転数などが表示されています。ATの効果を見るためのようです・・・。
運転体験に供された各メーカーのサンプル車です。上からエアロエース、セレガ、ユニバースです。いずれも最新モデルです。運転体験は事前応募が必要であるものの、だれでも参加できるそうです。
尚、運転体験は以上の7台が充当されていました。
展示されていた
セレガ
たちです。上からWILLER EXSPRESSの高速バス用車両、WILLER EXSPRESSのスターファイター、大阪バスの東大阪〜関西空港リムジンバス用車両です。WILLER EXSPRESSと大阪バスは4列シートですが、いずれもコンセント付きでした。最近の高速車はみんなコンセント付いていますね・・・。
こちらは
エアロクィーン
です。貸切用のサンプルカーです。
こちらは
ユニバース
です。最新の2013年モデルで、プレミアムタイプです。車内には入ってないので、どんななのかわかりませんが・・・。
こちらは西日本JRバスの
エアロキング
です。プレミアムエコ仕様です。1階が4列、2階がプレミアム&スーパーシートとなっています。後部の非常扉が公開されていました。
こちらは近鉄バスの
エアロキング
です。元々夜行バスで活躍していたものをオープンバスに改造したもので、大阪市内を巡回する定期観光バスに充当される予定となっています。関西発のオープンバスとか・・・。
因みにこれは当初の予定になく、サプライズの登場だったそうです・・・。
こちらは阪急バスの
エルガハイブリッド
です。エルガハイブリの展示として展示されたようです。エルガと日野次世代ハイブリのAMTの比較も面白いですね・・・。
こちらはエムビーエムサービスの
ローザ
です。富山県の三菱ふそうバス製造に隣接して置かれている工場で、バスの改造を担当しているようです。そのローザは路線バス用として改造されたモデルのようです。
こちらはセレガのPCS(衝突被害軽減ブレーキシステム)のミリ波レーダーです。カバーを外した状態です。このイベントではメーカー担当者がいるので、車両の内部を説明を受けながら見る事が出来ることがポイントです。通常のイベントはなかなか見られないシーンでもあります。
イベントの最後には展示車両を並べての撮影会です。色んなメーカーのバスが並ぶ姿も醍醐味です。
撮影会前後では会場内をバスが連なって走っている姿も見られました。
このイベントはより実用的かつ技術的な内容が多かったのですが、バスに関する最新技術に触れる事が出来、有意義でした。
以上です。
バステクフォーラム2014
が開催され、そこを見てきましたので、レポートします。このイベントは2010年にバスラマ創刊20周年記念事業として開催されたもので、以後毎年行われています。これはバス事業に関わっている方々を中心に最新技術の展示及び体験を目的にしているため、平日開催となっている事がポイントです。
会場入り口です。
展示された車両の中で最も目を引いたのが
日野の次世代ハイブリッドバス
です。従来のハイブリと比べると、バッテリーの小型化などの最新技術を用いられているため、屋根上のコブが小さくなっている事が大きなポイントです。それだけでなく、さまざまな面において、最新技術が採用されており、進歩したかのような印象です。この次世代ハイブリッドバスは都営バスにおいてS−Z500・501として試験的に営業運転を行っています。
屋根上のこぶが小さくなっているのはバッテリーが小型化された新型のものになったためですが、それだけでなくインバータもリヤオーバーハング部に移設されたためでもあります。そのため、クーラーコンデンサとの高さの差が縮まり、ややすっきりとした印象になりました。
運転席パネルも一新されました。従来のハイブリはブルーリボン時代とほとんど変わらぬ内容でしたが、今回を機に外観形状はそのままで中身が大きく変わりました。エルガやエアロスターなどのようにLCD表示が付き、そこにはバッテリーの残量や燃費などが表示されています。
そして、日野のハイブリは一貫してMTを採用していましたが、今回から
AMT
となった事がポイントです。これは、従来のハイブリはモーターとエンジンを直結していたものがクラッチを介することで燃費性能を向上させた事がポイントです。そのクラッチの断接はAMTの方が効率いいということで、AMTが採用されたわけです。いすゞエルガハイブリはボタンで制御していますが、日野はレバーにより制御しています。
こちらは
エアロスター
ですが、三菱ふそうエアロスターとしての展示ではなく、アリソンの体験用としての展示です。このエアロスターのATは標準(サンプルカー)、山間路(阪急バス)、平坦路(中日臨海バス)の3パターンに分けているようです。3つのタイプを用意することで、アリソン製ATを体験させようということのようです・・・。詳しくはわかりませんが・・・。
エアロスターの車内ですが、3台とも運転席付近にモニタが置かれていて、そこには速度、エンジン回転数などが表示されています。ATの効果を見るためのようです・・・。
運転体験に供された各メーカーのサンプル車です。上からエアロエース、セレガ、ユニバースです。いずれも最新モデルです。運転体験は事前応募が必要であるものの、だれでも参加できるそうです。
尚、運転体験は以上の7台が充当されていました。
展示されていた
セレガ
たちです。上からWILLER EXSPRESSの高速バス用車両、WILLER EXSPRESSのスターファイター、大阪バスの東大阪〜関西空港リムジンバス用車両です。WILLER EXSPRESSと大阪バスは4列シートですが、いずれもコンセント付きでした。最近の高速車はみんなコンセント付いていますね・・・。
こちらは
エアロクィーン
です。貸切用のサンプルカーです。
こちらは
ユニバース
です。最新の2013年モデルで、プレミアムタイプです。車内には入ってないので、どんななのかわかりませんが・・・。
こちらは西日本JRバスの
エアロキング
です。プレミアムエコ仕様です。1階が4列、2階がプレミアム&スーパーシートとなっています。後部の非常扉が公開されていました。
こちらは近鉄バスの
エアロキング
です。元々夜行バスで活躍していたものをオープンバスに改造したもので、大阪市内を巡回する定期観光バスに充当される予定となっています。関西発のオープンバスとか・・・。
因みにこれは当初の予定になく、サプライズの登場だったそうです・・・。
こちらは阪急バスの
エルガハイブリッド
です。エルガハイブリの展示として展示されたようです。エルガと日野次世代ハイブリのAMTの比較も面白いですね・・・。
こちらはエムビーエムサービスの
ローザ
です。富山県の三菱ふそうバス製造に隣接して置かれている工場で、バスの改造を担当しているようです。そのローザは路線バス用として改造されたモデルのようです。
こちらはセレガのPCS(衝突被害軽減ブレーキシステム)のミリ波レーダーです。カバーを外した状態です。このイベントではメーカー担当者がいるので、車両の内部を説明を受けながら見る事が出来ることがポイントです。通常のイベントはなかなか見られないシーンでもあります。
イベントの最後には展示車両を並べての撮影会です。色んなメーカーのバスが並ぶ姿も醍醐味です。
撮影会前後では会場内をバスが連なって走っている姿も見られました。
このイベントはより実用的かつ技術的な内容が多かったのですが、バスに関する最新技術に触れる事が出来、有意義でした。
以上です。