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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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横浜市交通局のツーステが消滅

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 先月、横浜市交通局最後のツーステであった
 9−4532
 が廃車され、横浜市交通局からツーステが消滅しました。横浜市交通局のツーステは1995年度までの投入で、1996年度からワンステとなりましたが、CNGバスのみツーステでの投入となり、1999年度まで続きました。通常のツーステは2008年に消滅し、CNGバスのみ残っていましたが、2012年から廃車が進められ、先月に全廃となったわけです。
 横浜市交通局のツーステをメーカーごとに見てみましょう。


 こちらはいすゞの
 キュービック
 の5−1437です。いすゞのツーステは1995年度までで、2008年に消滅しています。通常のディーゼルのみならず、ハイブリやリフト付きなどが登場していますが、CNGはノンステのみの投入なので、CNGツーステは投入されませんでした。
 ツーステが残っていた頃はいすゞメインの港北・鶴見管内へあまり足を運ばなかったせいか、写真は少ないです・・・。



 こちらは三菱ふそうの
 エアロスターK
 です。エアロスターKは1992年度まで投入され、若葉台・緑向けは短尺(緑には分割幕)、本牧は標準尺と2タイプが投入されています。リフト付きバスも投入されています。写真は上から2−2419、2−2426(リフト付き)
 エアロスターKは中古車が全国的に流れ、一部は現役で活躍していますが、全てP代で、U代は全て機械式ATという事もあり、全く流れなくなってしまいました。




 こちらは三菱ふそうの
 エアロスターM
 です。1993年度からモデルチェンジでエアロスターMとして投入されています。エアロスターKと同じく若葉台・緑は短尺、本牧は標準尺として投入されています。そして、1994年度からMBECS−?も投入されています。横浜市交通局は1993年度から窓が2段窓からメトロ窓に変わりましたが、それと同時にモデルチェンジがなされているため、エアロスターK=2段窓、エアロスターM=メトロ窓という図式が成り立っています。三菱ふそうのツーステは1995年度までの投入です。写真は上から5−2500(短尺)、5−2527(標準尺)、4−2486(MBECS−?)です。



 こちらは日野の
 ブルーリボン
 です。1992年度までは2段窓として投入されていますが、2段窓車ではディーゼルのみならず、リフト付きバスやHIMRなども投入されています。このタイプは各営業所に多数投入されましたが、U代から機械式ATが標準となっていたため、中古車として流れていません。写真は上から1−3461、2−3497(HIMR)です。



 こちらは日野の
 ブルーリボン
 です。1993年度車からメトロ窓になりましたが、基本的には従来と変わっていません。ディーゼルだけでなく、HIMRも引き続き投入されています。日野のツーステは1995年度までです。写真は上から4−3531、3−3524(HIMR)です。


 こちらは日野の
 ブルーリボン
 ですが、補助ステップ付きワンステです。メトロ窓というツーステの標準スタイルなのですが、試行的にワンステとして投入されたようです・・・。このタイプは5−3571の1台のみです。ワンステの標準投入が始まったと同時にデザインが変わっているので、旧デザインでワンステというのは珍しいです。



 こちらは日デの
 富士7E
 です。日デは全て富士重工車体で投入されていて、港北ニュータウンは短尺、滝頭・磯子は標準尺が標準でした。三菱ふそうと同じく尺が2種あったという事になりますね・・・。リフト付きバスは投入されましたが、他の3メーカーがいれていたハイブリは投入されませんでした。写真は上から3−4406(短尺)、5−4450(標準尺)です。


 こちらは日デの
 CNGバス
 です。1994年度にCNGバスが初投入されましたが、U代はまだ改造扱いでU−UA440HSN改でした。これが横浜市交通局にとって初めてとなるCNGバスとなっています。このタイプは4−4418の1台のみでした。1994年度車は2007年までに全廃となっていますが、CNGバスが故に少し生き延びて、CNGボンベの耐用年数に達した2009年に廃車されました。したがって、4−4418は最後のメトロ窓車という事になりますね・・・。





 こちらは日デの
 CNGバス
 です。CNGバスは1996年度車から本格投入に移行し、それなりの数が投入されました。しかし、当時はCNGのワンステ及びノンステが実用化されていなかったので、ツーステのままで投入されています。塗色デザイン変更後及び逆T字窓のツーステは日デのみの投入となったわけですね・・・。日デはCNGバスを大量投入したため、他の3メーカーでは標準投入されていたワンステは1台も投入されませんでした。CNGバスは1999年度まで毎年投入され、1999年度でツーステの投入が終了しました。CNGバスは他メーカーのワンステの廃車が相次ぐ中で引き続き活躍し、2011年から廃車が開始され、先月で全廃となりました。廃車において、年度順に1年ずつ廃車というわけでなく、ランダムそして急速に進められた事がポイントです。
 写真は上から6−4498、7−4508、8−4519、9−4531です。

 横浜市交通局からツーステが消滅したことにより、政令指定都市の公営事業者でツーステが残っているのは仙台市、名古屋市、京都市、北九州市のみとなりました。名古屋市以外は多数残っているので、しばらくは安泰でしょうか・・・。
 以上です。

N700系Z1編成

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 ある日、西明石駅でひかりを待っていた時、やってきたのが
 Z1編成
 でした。Z1編成といえば、N700系のトップナンバー編成です。JR東海のN700系は量産先行車を除いて80編成がおり、その中でのトップナンバーにあたります。


 Z1編成の博多方先頭車の
 783−1
 です。1という数字が輝いています。しかし、そんなトップナンバーもN700Aタイプへの改造も予定されており、改番後は2001となるはずです。という事は、「1」というナンバーももうじき見られなくなってしまうのでしょうか・・・。そういや、700系のトップナンバー編成であるC2編成は既に廃車されているので、東海道山陽新幹線から「1」が消えてしまう可能性があるという事ですね・・・。


 こちらはJR西日本編成の
 N1編成
 です。実はZ1編成のひかりが西明石で抜かされた時ののぞみに充当されていたのがN1編成だったのです。つまり、Z1編成とN1編成同士の追い抜きが実現していたわけです。私はのぞみがN1編成と知った時はその後だったので後の祭りですね・・・。
 N1編成の番号は3001ですが、N編成もN700Aタイプへの改造が予定されていて、改造後はK1編成で番号が5001になるんですね・・・。

 以上です。

北鉄グループの2013年新車 他

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 11月下旬、北鉄グループに
 新車
 が投入されました。北鉄グループは毎年11月に一般路線車の新車を投入しており、例年通りという感じです。メーカーはいつも通りで、日野と三菱ふそうとなっています。




 日野は
 ブルーリボン?
 として投入されましたが、ワンステとノンステの両方とも投入されています。例年ノンステは日野として投入されているのですが、今年もノンステは日野のみの投入となっています。ブルーリボン?はMTなので、QPG−KV234Q3(ワンステ)とQPG−KV234N3(ノンステ)となっています。
 今年の新車は側面行先表示器が戸袋窓内へ移動している事がポイントです。技術の進歩により、LED式行先表示器の薄型化が進んだことによるものですね・・・。


 こちらは2012年式ですが、QPG代ながら側面行先表示器は従来通りです。



 最近、これまでほぼ三菱ふそうで揃えられていた都市間高速バスに日野の進出が目立っています。上は金沢〜富山間の短距離高速バス用として投入されたトイレなし仕様で、下は金沢〜大阪間の長距離高速バス用として投入された3列シート車です。とくに後者は三菱ふそうで占められていた分野です。






 三菱ふそうは
 エアロスター
 として投入されました。例年通り全てワンステで、型式はQKG−MP35FPです。QKG代ながらクーラーは従来通り三菱重工製が採用されています。
 今年の新車から側面行先表示器が戸袋窓内に移動していますが、ブルーリボン?とは位置が異なっています。メーカーによる違いですが・・・。


 こちらは2012年式ですが、QKG代ながら側面行先表示器は従来通りです。



 今回、金沢市内で撮影していて、驚いたことに
 ツーステ
 が激減していたのです。以前撮影した時はツーステがゴロゴロいたのに今回は写真の2台だけで、他は全てノンステとワンステでした。ツーステはラッシュ要員を除いて子会社へ移籍してしまったのでしょうね・・・。



 もうひとつ、行先表示器の
 全面LED化
 が進んでいた事です。北鉄グループでは2000年前半に投入された新車に対して、系統番号表示が幕で行先表示がLEDという仕様で投入されていたのですが、最近になって系統番号表示の幕表示を廃止し、一体型のLED式表示器への交換が進められているようです。写真は30−585で、全面LED化前後の写真をUPします。ただ、全面LED化は幕→行先表示のみLED化という経過を辿っていたツーステにも及んでいます。



 でも、
 幕車
 がわずかながら残っていました。見かけたのはKC代のエアロスターノンステのみでしたが、ツーステがLED化されている事から、遠くないうちにLED化されてしまうんでしょうね・・・。北鉄グループの幕といえば、側面行先表示器においてそれぞれ上段に系統番号と行先表示、下段に経由地表示の別の幕を装備していたのですが、下段の経由地表示への集約が進み、風前の灯という状態とか・・・。

 以上です。

秋の行楽輸送2013

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 毎年秋の行楽輸送にあたって京都市交通局では各種系統で増発を行うなど混雑対応していますが、今年の様子をレポートします。





















 まず、
 急行100号系統
 です。梅津を中心に直営の各営業所から応援が来ていました。因みに以上の写真のうち1つだけ正規でないルートを通っています(途中停留所がないので問題ないのですが・・・)。





 急行100号系統は銀閣寺周辺をラケット状に循環し、京都駅に戻るのですが、臨時便の一部は
 銀閣寺止まり
 で運行されています。その便は銀閣寺に近付くと、行先表示が急行100号系統から銀閣寺に変更されています。上の写真は銀閣寺表示で走行している急行100号系統です。





 急行101号系統
 です。15分ヘッドに増発された時の増発便に充当された車両たちです。烏丸と西賀茂が中心です。







 急行102号系統
 です。15分ヘッドに増発された時の増発便に入った車両です。烏丸と錦林が担当していたのですが、今年は烏丸担当便にツーステ、そして錦林のデコレーションバスが入っていました。








 永観堂・銀閣寺Exspress
 です。去年は梅津、九条、西賀茂が担当していたのですが、今回は梅津、烏丸が担当していました。特に烏丸は全てツーステで、永観堂・銀閣寺Exspressのツーステは初めて見ました。






 二条城・金閣寺Exspress
 です。去年は梅津、烏丸、西賀茂が担当していたのですが、今年は九条と西賀茂で、全てハイブリでした。これは今回から西本願寺にも停車するようになり、幕の準備が出来ておらず、LED車で揃える必要が生じたためだと思われます。西本願寺停車にあたって、行先表示に西本願寺が追加されましたが、一部車両は西本願寺の表示がない旧表示で走っていました。
 なので、ツーステが多かった烏丸が永観堂・銀閣寺Exspressへ回ったため、永観堂・銀閣寺Exspressにツーステが見られたわけなんですね・・・。









 208号系統臨時便
 です。博物館や三十三間堂や東福寺などの観光客対応で午前は京都駅→九条車庫、午後は九条車庫→京都駅で運行されました(写真の687は何故か夕方に運行されていました)。九条車庫行きは既存の出入庫用の表示でしたが、京都駅行きは専用の表示が用いられています。車両は九条ですが、ハイブリが入った日もありました。



 祇園Exspress
 の臨時便です。シーズン中は増発も行われていました。定期便はハイブリが多くなってきましたね・・・。












 臨206号系統
 です。定期便の九条以外にも各営業所からの応援が来ていました。特に直営も数本が来ていたのですが、錦林のハイブリも入っていました。九条のCNGノンステの1264が臨206号系統に入っていたのはさすがに驚きましたが・・・。








 東山シャトル
 です。九条、洛西、西賀茂の車両が充当されていました。洛西のリフト付きバス、西賀茂のハイブリなどいろんな車両が入っていましたね・・・。





 高雄Exspress
 です。定期便と同じく横大路阪急の車両が充当されていました。高雄行きと四条烏丸行きは専用の表示で走っていましたが、太秦天神川駅行きは幕が無いので、臨時幕で走っていました。




 28号系統臨時便
 です。嵐山方面への利便性を確保するために臨時便が出ていました。



 北1号系統臨時便
 です。北大路堀川でバスを撮影していた時、回送表示の烏丸の6277と6279が頻繁に北大路通から千本通へ曲がって行くのを見かけたので???と思ったのですが、北大路堀川へ行くと、北1号系統表示で来たので、納得でした。とはいえ、何のために出たのでしょうか・・・。


 29号系統に充当された日野HRです。日野HRが29号系統に入っているのをあまり見かけないので、ビックリしました。撮影当日は206と208が29号系統に入ってたのですが、これは車両不足の影響なのでしょうね・・・。


 京都バスですが、清滝表示で走っていた130号車です。これは11月のダイヤ改正で新設された84系統なのですが、84系統の幕が無いみたいで、苦心して探した末に清滝表示で出発して行きました・・・。84系統ってほとんどLED車が入っているようですね・・・。

 ライトアップ号は写真が多いので、別途UPします。
 以上です。

福井鉄道F1000形

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 福井鉄道では2013年に超低床電車の
 F1000形
 を投入し、営業運転を開始しました。低床電車は元名鉄の800形がいますが、部分で、オール低床はF1000形が初めてとなります。


 F1000形はボンバルディアから技術ライセンスを導入し、新潟トランシスで製造されたもので、万葉線MLRV1000形、富山ライトレール、岡山電気軌道などで見られるタイプです。しかし、福井鉄道は他事業者とは異なり、中間車を組み込んだ
 3車体構造
 になっている事がポイントです。福井鉄道は福井駅から郊外へ向けて路線を伸ばしている関係で輸送力が求められているのでしょうね(元々鉄道線ですし)。


 武生方先頭車のF1001−1です。パンタグラフを装備していますが、3車体でもパンタグラフはF1001−1のみに搭載されています。


 中間車
 のF1001−2です。国内では初めてとなる中間車ですが、アルナ製に見られるフローリング構造ではなく、台車を装備している事がポイントです。なので、長さもそこそこあります。




 車内です。車内に入っての第一印象は
 シンプル
 でした。超低床電車はデザイン性を強調する事が多いのですが、F1000形はそんなところは見られず、至って普通のように2人掛けシートが並んでいます。福井鉄道は比較的長距離なので、座席定員を重視した形ですね。超低床電車はスペースが足りないが故に1.5人掛けとかといった特殊なタイプでしたが、F1000形は普通のように2人掛けシートを並べていたので、シンプルのように感じたものです。車いすスペースや横向きシートはもちろん設けられています。



 運転台です。標準通り中央に運転台があります。運賃表はLCD表示ですね・・・。


 F1000形ではドアに
 押しボタン
 がありました。つまり、ドアは半自動対応だったのです。超低床電車は自動ドアが普通なのですが、半自動ドアの超低床電車は初めて見ました・・・。保温だと思われますが、同じ雪国の万葉線や富山ライトレールなどは自動ドアです。驚きです。


 F1000形はFUKURAMという愛称が付けられ、専用ダイヤで運行されています。専用ダイヤは各駅に掲示されていました。


 越前武生で元名鉄880形と並んで出発待ちしているシーンです。福井鉄道では福井市内の一部を除いてホームが高床で、ごく普通な鉄道車両が走っていたのですが、元名鉄車の導入に合わせてホームの低床化が進み、路面電車が中心になってきましたね・・・。約15年前に熊本市交通局に日本初の超低床電車が入った時はまだ高床車が主力だったのですが、その時には超低床電車が入るとは想像もしなかったのでしょうか・・・。

 以上です。

北九州市交通局の近年の新車

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 北九州市交通局では経営難を理由に2004年度より車両の更新を凍結していましたが、2011年に策定されたバス事業経営計画に基づき、2010年度から
 新車の投入を再開
 しました。これは車両更新の凍結により在来車の老朽化が進み(P代が現役なほどです)、サービス向上のためにも車両更新の必要性が出たためです。



 2010年度新車
 として2011年に大型ワンステが5台投入されました。これは先行投資という形で投入したとバス事業計画に明記されています。大型ワンステは全てエアロスターとして投入されましたが、北九州市交通局は元々三菱ふそうメインの事業者なので、そうなったものと思われます。北九州市交通局は西工メインで投入されていたため、純正車体のニューエアロスター今回が初めてとなります。中扉は北九州市交通局標準の4枚折戸で、ハイバックシートが採用されています。


 2011年度新車
 も大型ワンステが4台追加投入されました。2010年度と同じLKG−MP35FMとなります。


 でも、2011年度新車のうち1台は大型ノンステとして投入されました。大型ノンステはワンステと同じくエアロスターとして投入されています(LKG−MP37FM)。北九州市交通局の大型ノンステは2001年度と2002年度に三菱ふそう+西工で投入されており、純正車体の大型ノンステは今回が初めてとなります。しかも、前扉がスライドドアなのも今回が初めてです(これまでは折戸を採用していた)。因みに車いすマークはワンステが北九州市独特の黄シールであるに対し、ノンステは一般的な青シールになっています。1105の1台のみが投入され、若松管内で活躍しています。
 因みに九州における現行エアロスターノンステで一般路線に投入されているのは鹿児島市と北九州市の各1台のみと希少な存在です(西鉄の方は特定扱い)。



 2012年度新車
 は大型ワンステが3台投入されました。前年度と同じくエアロスターとして投入されましたが、今回からQKG代になりました。仕様はほぼ変わっていません。

 2013年度については新車の入札が出ていないようなので、ひょっとしたら車両更新なしもしくは中古車投入になるのかも・・・(バス事業経営計画には中古車投入もを検討すると記載されています)。
 以上です。

485系3000番台 6種の回送表示

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 新潟駅で列車の撮影していた時、特急「北越8号」となる485系3000番台R27編成が1番ホームに入線してきました。その時は
 回送表示
 でしたが、前面の回送表示は6種の表示を交互で表示していました。



 LEDが
 赤点灯
 した時のシーンです。文字と背景で交互に点灯しています。



 LEDが
 オレンジ点灯
 した時のシーンです。文字と背景で交互に点灯しています。オレンジ表示は赤と緑の同時表示によって演出されますが、LEDの劣化で緑部分が見えていました。



 LEDが
 緑点灯
 した時のシーンです。文字と背景で交互に点灯しています。

 赤2種→オレンジ2種→緑2種という流れで1サイクルとして繰り返し表示されていました。1990年代の特急型車両は全面にLED表示がなされていて、その時は交互表示が当たり前でした。簡単に言えば派手な表示とも言えましょうか・・・。しかし、2000年代に入ると、前面の愛称表示が無くなったケースが増え、かろうじて前面表示を引き続き採用しているJR北海道は幕に戻るなど大人しくなったような印象でした。また、フルカラーLEDでは日本語と英語の交互表示以外は交互表示がほぼ無くなったし・・・。LED表示を見るだけでも時代を感じさせたものです。

高松特急ニュースター号 夜行便

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 大阪バスは2013年7月18日より大阪〜高松を結ぶ
 高松特急ニュースター号
 を運行開始しましたが、そこには夜行便が設定された事がポイントです。大阪〜高松間は昼行でも約3時間半と短く、距離も約200kmと短いです。そんな大阪〜高松間の夜行高速バスが出来たとは驚きでした。というわけで、夜行便に乗車してみました。その時の様子をレポートします。



 車両は運行開始に合わせて投入された
 セレガ
 が投入されています。セレガはQPG代(QRG代?)で、3列シートとなっています。プライベート空間をつくるため、シートカーテンが付いている他、コンセントも付いています。ただ、リクライニングはあまり深くないようで、夜行バスとしてはやや難ありという感じでした。



 高松特急ニュースター号の起点となる
 天王寺駅
 バス停です。天王寺駅から谷町通りを少し北に行ったところにあり、大阪バス専用のバス停となっています。ここから東京、名古屋、高知、高松行きの高速バスが出ています。大阪バスは窓口がないので、バス停ポールと上屋があるだけの一般路線と変わらぬ姿になっています。


 22時55分ごろに高知行きの高知特急ニュースター号の夜行便がやってきました。しばしの停車の間に1名が乗車し、23時10分に出発して行きました。



 23時10分過ぎに乗車する高松特急ニュースター号が玉造筋からやってきました。扉が開いて、改札を受けてさっそく乗車します。しかし、天王寺駅バス停で立っていたのは私だけ・・・。つまり、天王寺駅から乗車したのは私一人だけだったのです。
 23時20分定刻に貸切状態で天王寺駅を出発!と言いたいのですが、バスはドアを閉めてしばらく停まったのちに動き出しました。



 車内案内表示です。
 高松特急ニュースター号は天王寺駅を出て大阪駅で乗車扱いした後、終点の高松駅までノンストップです。夜行高速バスにしては停車駅が少ないです(少し前までの西鉄バス「はかた号」並みです)。しかし、これは11月30日までで、12月からは天王寺駅・上本町駅・大阪駅〜高松国際ホテル・高松駅・屋島と停留所が増えます。


 23時50分ごろに
 大坂駅
 に到着しました。大阪駅は桜橋口のJR高架下に発着しています。ここで5人が乗車し、私を含め6人で高松へ向かう事になります。夜行バスで6人というのは少なすぎる・・・。知名度が低いからなのでしょうか・・・?それとも夜行バスで高松へ行くという意識が低いからなのでしょうか・・・。
 23時59分に大阪駅を出発し、さっそく高速道路に入ります。



 1時20分ごろに淡路島内の
 室津P
 で休憩に入りました。短距離であるせいか、やや長めの休憩が採られているようです。トラックを挟んで向かい側には高知特急ニュースター号が休憩中でした。両者は10分の差で出発しているので、並んだ事になりましたね・・・。


 定刻より少し早い4時55分に終点の
 高松駅
 に到着しました。距離が短いため、終点にはかなり早い時間帯に到着してしまった形ですね・・・。少しは遅めにした方がいいかなと思うのですが、どうしても早くなってしまうんですね・・・。



 高松駅バス停はことでん高松築港駅の側にある中央通り上に設けられています。バス停ポールがあるだけの質素なバス停ですが、ことでんバスの築港町バス停に併設されている形です。しかし、12月から高松駅の乗り場が高速バスターミナル内へ移るため、高松築港駅前のバス停は11月末までとなります。



 12月からは高松駅高速バスターミナルに発着します。この高速バスターミナルは10月に開業したもので、これまで高松駅バスターミナルに発着していたJRバスや四国高速バスだけでなく、大阪バスや元ツアーバスの高速バスもここに発着しています。つまり、総合バスターミナルという感じでしょうか・・・。

 高松特急ニュースター号の夜行便が出来た事により、大阪〜高松間を効率よく移動できるようになった感じですが、乗客が少なすぎるので、一体どうなるんでしょうね・・・。
 以上です。

東山ライトアップ号2013

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 東山通沿線の各寺社のライトアップに合わせて11月下旬から12月上旬にかけて
 東山ライトアップ号
 が運行されました。これは臨206号系統の形ですが、17時台〜19時台にかけて臨206号系統と同じルート、20時台〜22時台に東山三条→京都駅が設定されています。これまでは19時台までのを撮影していましたが、今年は20時台以降の便も撮影してきました。年式別にUPします。








 1995年式
 です。烏丸と錦林と西賀茂が来ていました。特に6279は北1号系統臨時に充当された後、東山ライトアップに流れてきました。こういう使い方もあるんですね・・・。



 1996年式
 車両数が少ない1996年式も烏丸と西賀茂が充当されているのを確認しています。


 2003年式
 烏丸の508が充当されているのを確認しています。




 2004年式
 梅津、烏丸の車両が充当されていました。699と714は急行100号系統から流れてきたのでしょうか・・・。206号系統のイメージが強い日デUAノンステも充当されていたんですね・・・。







 2005年式
 梅津と西賀茂の車両が充当されているのを確認しています。特に梅津はエルガが入るのをよく見かけました(車番はランダムですが・・・)。



 2006年式
 錦林と西賀茂の車両が充当されているのを確認しています。





 2007年式
 梅津と九条の車両が充当されているのを確認しています。特にデコレーションバスの1441と1550が来てたのはビックリしました。とはいえ、私が見かけた九条担当は全てこのタイプでした。



 2009年式
 西賀茂の車両が充当されているのを確認しています。




 2013年式
 錦林と西賀茂の車両が充当されているのを確認しています。特に西賀茂は二条城・金閣寺Exspressに充当された車両がそのまま流れています。

 以上です。直営に関しては基本的に車両の傾向があまりないのですが、ここではあくまでも私が見かけた分だけUPした次第です。とはいえ、直営は1本充当したら終わりというケースが基本のようなので、車両の幅が広い事に驚いたものです。
 以上です。

885系甲種輸送

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 私の掘り出し物からです。
 今回は2000年10月に運行された
 885系甲種輸送
 の写真です。これは登場間もないの885系がJR東日本の大宮工場で展示され、展示を終えての帰路の甲種輸送です。当日は平日でしたが、21時前後に草津駅でしばし停車するという事で、撮りに行ってきました。当時は高校生で、部活を終えて家に帰った後、夕食を食べてすぐに撮りに行ったのを記憶しています。
 尚、展示されたのはトップナンバーのSM1編成でした。


 機関車は新鶴見所属の
 EF65 1001
 でした。EF65形PF型のトップナンバーで、常に注目を浴びていた車両です。甲種輸送を1001号機が担当していた事から、注目度が高かったような気がします。現在は廃車となり、訓練機となっているそうです。


 機関車の次位はクロハ884−1でした。クロハ884形は長崎方先頭車なので、甲種輸送時点で正位ですね・・・。先頭部はパンタグラフ汚れを防止するためにカバーがかけられていました。これは甲種輸送でよく見かけるスタイルですね・・・。


 最後尾のクモハ885−1です。連結器のカバーが外された状態で、尾板が取り付けらています。そして、連結器も自動連結器になっています。連結器カバーが外された状態では滅多に見られないシーンですね・・・。


 パンタグラフはもちろん下げられていました。885系は交流電車なので、ここでは走行不可能ですね・・・。


 885系と201系のツーショットです。当時は東海道山陽緩行線に201系が走っていて、夜間の草津発緩行線列車も設定されていましたね。全て過去帳入りしてしまいましたが・・・。

 JR九州の特急形車両が大宮工場で展示されるのは787系に次いで2回目なのですが、現時点で2000年の885系を最後にJR九州の車両の展示は行われなくなっています。しかし、JR九州の車両が甲種輸送で関西地区を通過するとあって、撮影者も多数いたのを覚えています。ただ、当時は今と比べると少なく、集まった撮影者は現在のマイナーな甲種輸送とほぼ変わらない数だったような気がします(もし、今なら多数の撮影者が集まり、ホームに駅員が立つ事態になっているはずです)。
 当時は885系に乗車&撮影した事がなく、新鮮な目で眺めたのを覚えています。
 以上です。

信楽高原鐡道代行バスに充当された車両たち

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 先日に信楽高原鐡道代行バスについてレポートしましたが、今回はその車両編です。代行バスは
 滋賀バス
 の貸切車が充当されていました。私が撮影した時は全てSHD車というちょっと豪華?な布陣でした・・・。


 滋賀バス生え抜きの1993年式のU−MS821Pです。私が撮影した時、代行バスに入っていた唯一の滋賀22きナンバーでした。



 こちらもU−MS821Pですが、他のグループ会社からの転属車なので、ナンバーが新しくなっています。でも、バンパー形状からU代である事は確実ですが・・・。さて、撮影後しばらくして、代行バスの車両の入れ替えがあったようで、12月に入って貸切運用に入っているのを大津市内で目撃しています(下の写真)。



 こちらは代行バスの運行に合わせてグループ内から転属して来たエアロクィーン?です。U代かKC代かKL代かは不明ですが・・・。他のエアロクィーンは全て滋賀観光バス名義になっているに対し、エアロクィーン?は滋賀バス名義になっており、社名表記で観光を消した跡があります。

 12月9日に帝産バスの信楽線が道路の復旧に伴い、迂回運行が終了し、元の運行経路に戻りました。それだけでなく、信楽高原鐡道でも復旧方針が出されました。こういった明るい話題が続いている事は喜ばしい限りです。
 以上です。


 P.S. 数年間放置していたJR路線踏破状況の集計を久しぶりにやってみたんだけど、JR九州の踏破率が88.4%になっていたのは驚き・・・。未踏破路線は北部に4路線、南部に1路線あるんやけど、ほんまにあと一息やな。

常磐線土浦以北で活躍しているE501系

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 常磐線土浦以北及び水戸線で活躍している
 E501系
 は常磐線の混雑緩和を目的に209系をベースに開発され、1997年に投入されました。209系をベースにしていた事もあり、オールロングシートかつトイレなしという仕様でした。しかし、長距離列車にオールロングシート、トイレなしが不評であったため、トイレ取り付けを行った上で土浦以北の列車に転用されました。


 上野方先頭車のクハE500形1000番台です。常磐線土浦以南で活躍していた頃は15両編成の上野方先頭車にあたる車両でした。当時は上野〜土浦間限定で運用されていた事もあり、常に15両編成を組んでいて、いつも先頭に出ていました。土浦以北に転用された後は5両編成と10両編成それぞれ別に運用されるようになり、15両編成時代には先頭に出ていなかったクハE500・E501形基本番台が先頭に出るようになりました。



 車内です。E501系のシートと言えば、緑系です。209系は青系であっただけに緑系シートは新鮮に感じたものです。とはいえ、土浦以北への転用にあたって何でセミクロスシートにしなかったのか、疑問に感じているところです。上野方から追い出された原因の一つがオールロングシートであり、房総線の209系は一部セミクロスシート化しているのでセミクロス化は不可能ではないという見方からです(まあ、209系の房総線転用はE501系の土浦以北転用の後やけど・・・)。


 E501系のトイレです。土浦以北への転用に合わせて基本編成の1・10号車と付属編成の11号車にバリアフリー対応トイレが取り付けられました。ただ、同時期に新造されたE531系は電動車いすなどに対応するために曲面となっているに対し、E501系は平面になっています。トイレが付いた事は歓迎すべき事ですね・・・。何しろ、上野方で運用されていた頃にE501系に乗車して、トイレに行きたくなったにもかかわらず、トイレが無いが故になかなか行けなかった苦しい思い出があるもので・・・。


 上野方で運用されていた頃のE501系です。運用は上野〜土浦間に限定されていました。E531系が登場する前、常磐線各駅の時刻表には緑字の時刻があり、これが4扉車を示していて、駅の時刻表からどの列車がE501系が入るのか把握する事が出来ました。E531系が投入され始めた時もE531系の列車も緑字であったため、少しはわかりにくかった印象がありました(但し、土浦以北行きは全てE531系だったので、ここだけはE531系とわかりましたが・・・)。
 因みに当時の上野〜土浦間の普通列車はデータイムで1時間2本あったのですが、全てE501系が入れるだけの編成数が用意されていなかったので、403・415系も充当されていました。

 以上です。

東洋バスのエアロスターノンステ新車

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 東洋バスにおいて、今年に入ってエアロスターノンステの新車が入りました。



 今回入ったエアロスターノンステは
 QKG−MP37FM
 です。東洋バスといえば一般路線車全てが三菱ふそうで揃えられている三菱ふそうのユーザですが、現行のエアロスターが入るのは意外と今回が初めてとなります。何しろ、大型ノンステの新車が入るのは2008年以来5年ぶり、更に大型車となれば2009年以来4年ぶりとなるわけだから・・・。このように間が開いたのは東洋バスのKC代の大型車がわずか6台と少数派で、KL代のワンステが特定用に転用されている事から、置き換えるべき車両がいなかったという見方が出来そうです。とはいえ、今回の大型ノンステ新車は大型ワンステ数台が千葉シーサイドバスへ移籍したに伴う穴埋めとか・・・。
 久しぶりの投入となったが故に窓ガラスがスモークガラスになるなどいろんな仕様変更が見られます。


 前回の大型車の投入は2009年のPKG−MP35UPで、2台投入されているのを確認しています。東洋バスは団地輸送を担っているため、PJ代からワンステについて全て長尺で入れているようですね・・・。


 前回の大型ノンステの投入は2008年のPKG−AA274MANです。当時は日デRA系のOEM車であるエアロスター-Sしかなかったので、エアロスター-Sで投入されました。このAAノンステはP尺の設定があるにもかかわらず標準尺のM尺を選択しているのがミソです。エアロスター-Sは登場から早い時期に投入されたため、3台のみと少数派です。



 こちらは2011年に投入された
 エアロミディ
 ノンステで、SKG−MK27FHです。東洋バスではKC代の大型車が少なかった割に中型車が大量にいて(しかも、ほとんど(多分)千葉シーサイドバスへ移籍している)、その代替を進めるために徐々に投入が進められていたものです。三菱ふそうの中型車は2010年から2011年にかけて1年ほど発売中止になった時期があったのですが、その間は他のメーカーの新車を入れず、新車投入そのものを中断していたようです。因みにこのエアロミディはエアロミディの販売再開とほぼ同時に投入されています。
 そのエアロミディから窓ガラスがスモークガラスとなり、2013年のエアロスターノンステにも及んだわけですね・・・。



 こちらは
 エアロミディ-S
 です。エアロミディ-Sは千葉シーサイドバスへ移籍していた古参中型車の代替を進めるために2008年から投入が始まり、2010年の発売中止までに中型ワンステ、中型ノンステ、中型ロングノンステの3タイプが投入されました。上の写真の1200はエアロミディ-Sとしては最後のグループにあたります。
 下の写真は千葉シーサイドバスへ移籍したエアロミディ-Sです。早くも千葉シーサイドバスへの移籍車が出たようです。因みに東洋バス本体にはPA代のエアロミディがまだいますけどね・・・。


 八千代中央駅でバスの撮影をしていると、ちばレインボーバスのエアロスターがやってきました。2003年に投入された貸切用のKL−MP35JMで、ツーステです。外観は一般路線バススタイルになっているので、KL代のワンステと見間違えそうですね・・・。

 以上です。

いつの間にかパンタグラフの向きが変わっていた225系I2編成

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 これまで撮影して来た写真を整理していると、225系I2編成の
 パンタグラフ向き
 が変わっているのに気付きました。225系のパンタグラフは腕が姫路方面を向くように設置されているのですが、I2編成はパンタグラフの腕がML02編成とMY01編成と共に米原方面を向いています。これは比較試験のためだそうです。上の写真は2013年10月に撮影したもので、腕が他の編成と同じように姫路方面を向くようにセットされています。


 2012年2月に撮影したI2編成です。パンタグラフの腕の向きが米原方面になっています。つまり、上の写真と比べると、パンタグラフの向きが客になっている事がわかります。これが新製時からのその状態でした。



 上がI2編成のモハ225−304、下がI1編成のモハ225−302です。パンタグラフの腕の向きが反対になっている事がわかります。


 こちらはI1編成です。新製時からパンタグラフの腕の向きが姫路方面となっています。225系は今後、これで行くみたいですね・・・。

 以上です。

京福バスの近年の中古車

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 京福バスでは以前から大型車の中古車を入れていますが、最近も様々な事業者からの中古車が入っています。これらの中古車について、撮影した分をレポートします。




 こちらは
 元JR東海バス
 の日デUAです。ハイバックシートに中扉が折戸がポイントです。3台がいるのを確認していますが、いずれも芦原温泉駅発着路線に充当されていました。


 こちらは
 元横浜市交通局
 のリエッセです。姿からしてそれっぽいですがね・・・。


 こちらは
 元神戸市交通局
 の日野+西工です。松原にいた高出力のやつですね。ただ、58MCで、2010年ごろ登録ですが、神戸市交通局からドライビングサービス経由で来たとか・・・。ドライビングサービス時代は神戸市交通局塗色のままで岐阜競輪の送迎バスで走っていました。


 こちらは
 元大阪市交通局
 のブルーリボンです。シートがハイバックシートになっているので、1999年式のKC−HTですね・・・。そのブルーリボンですが、公式側の座席が横向きシートから前向きの2人掛けシートに交換されています。確認したのはこの1台だけです。






 こちらは
 元神奈川中央交通
 のエアロスターです。2012年ごろにまとまった数が投入されました。全てKC−MP317Mですが、塗り分けが各車で微妙に異なったり、車内も違いが見られます。写真の682〜684は坂井所属で、前中扉間の座席全てが2人掛けシートに交換されています。686と687は福井所属で、前中扉間の多くのシートが2人掛けシートに交換されていますが、一部は1人掛けシートのまま残されています。


 こちらも
 元神奈川中央交通
 のエアロスターですが、2000年式のKL−MP33JMとなります。このタイプは一部が今でも神奈中で活躍していますが、一足先に廃車となった車両が第2の人生を歩み始めた形です。座席は神奈中時代のままです。


 こちらは
 元阪急バス
 の三菱ふそう+西工です。1998年式で、M尺である事から猪名川で廃車になった車両が京福バスに来た形になるでしょうか・・・。


 こちらは
 元京阪バス
 のブルーリボンで、1993年式の車両です。最古参で、スクールバスで使われているようですね・・・。


 こちらはトップドアのエアロスターMですが、どっかの自家用車からの転用でしょうか・・・。すかっとランド九頭竜の送迎バスとして使われているようです・・・。

 以上です。
 車庫内での撮影は事務室の許可を得ております。

JR路線踏破状況

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 先日のブログのP.S.で私の
 JR路線踏破状況
 を少し書きましたが、このほど全て集計しましたので、現時点での状況をUPします。

 JR北海道
 全路線  2499.8km
 踏破キロ 2353.3km
 踏破率    94.1%

 あと1路線を踏破すれば完了というところまで来ました。まあ、どの路線なのかはキロからお分かりになると思います・・・。


 JR東日本
 全路線  7391.0km
 踏破キロ 6911.8km
 踏破率    93.5%

 93.1%とはいえ、JR東日本は幅広いので、12路線も残っています・・・。東北と甲信越のローカル線にバラバラと残っていますが、少しずつつぶして行かねばなるまい・・・。因みに首都圏は既に全路線踏破済です(つくばに住んでいた頃にほとんど乗りました)。


 JR東海
 全路線  1982.0km
 踏破キロ 1808.9km
 踏破率    91.3%

 キロは東海交通事業の城北線を含んだものです。一応、残り1路線のみです。キロが長いので、どこかは見当つくかと思いますが・・・。そちらも、そろそろ乗らねば・・・。


 JR西日本
 全路線  5020.4km
 踏破キロ 4990.5km
 踏破率    99.4%

 キロはのと鉄道を含んだものです。のと鉄道をのぞけば、残り2路線です。中国地方は2003年から2005年にかけて頑張って乗ってきました。でも、JR西日本はいろんなローカル線があるので、奥深いですね・・・。


 JR四国
 全路線   855.2km
 踏破キロ  855.2km
 踏破率   100.0%

 JR四国は2011年12月24日に牟岐線阿波赤石→南小松島間を乗車したことにより、全路線踏破を果たしました。奇しくも南小松島はJR四国の路線で初めて踏み入れた駅でもあります。


 JR九州
 全路線  2251.6km
 踏破キロ 1987.5km
 踏破率    88.3%

 踏破率が88.3%と低いですが、未踏破路線が北部に4路線、南部に1路線なので、頑張れば大丈夫だと思います。


 以上を合計すると、
 全路線  20000.0km(東海交通事業、のと鉄道含む)
 踏破キロ 18907.2km
 踏破率     94.5%

 正直言って、気づけば94%まで行っていたという感じでした。来年は頑張って踏破して行こうかな・・・。

 以上です。


 P.S. 本日、来春のダイヤ改正の発表があったけど、びわこエクスプレスで平日夕の大阪→草津1本が増発、しかもキハ189系で運行の事。これはビックリ!石山にディーゼルカーが停まるのは急行たかやま廃止以来やな。

今年に京阪宇治バスへ移籍した元京阪バス車

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 今年に入って、京阪バスの車両が久しぶりに
 京阪宇治バス
 へ移籍する車両が出てきました。5年前ぐらいまではU代の大型車や中型車が移籍していましたが、それ以降は新車や元高槻市交通部の車両の投入などで一旦途絶えていました。




 春頃にやってきた
 8352
 です。元W−1942で、1998年式のKC−MP717Mとなります。移籍にあたって京阪宇治カラーへの変更と行先表示器のLED化が行われています。行先表示器のLED化にあたって、中扉より後ろの窓を窓枠毎に交換する形で行われています。これまでに元京阪バスのブルーリボンがやっていたのと同じやり方ですね・・・。W−1942といえば、通常なら1人掛けになる中扉後ろの座席が2人掛けになっていますが、移籍後もそのままになっています。


 バックアイカメラですが、W−1942といえばパナソニック製の大型のものが付いていましたが、小型のものに交換されていました(同じパナソニック製)。ただ、これは移籍時に交換されたのかは不明です。因みに同じタイプのバックアイカメラを搭載していたW−1952は小型のものへ交換されているのを確認しています(京阪バスでは過去にA−1661〜1663などのようにバックアイカメラを交換した例がある)。




 10月頃に投入された
 9354
 です。元A−1947で、1999年式のKC−MP717Mです。まさかの京阪バスカラーのままでの運用開始です。京阪バスカラーのままになった点について、色々憶測が出ているみたいですが・・・。行先表示器はもちろんLED化されましたが、側面については窓枠ごとに交換する形で行われています。同じ元京阪バスでエアロスターMの4324と5326は窓枠の交換がなされていないのと対照的です。行先表示器のあった場所は埋めずに塗装だけで済ませています。



 京阪カラーのままとはいえ、前面は京阪バスマークが京阪宇治バスの社紋へ交換、京阪宇治バス表示取り付けなどがなされています。京阪バスの社番はもちろん消されましたが、塗装年と塗装場所などの表示はそのまま残されています。




 11月頃に投入された
 9355
 です。元A−3784で、1999年式のKC−HU2PMCAです。9354の続いて京阪バスカラーのままで走っています。行先表示器はLED化されましたが、これまでのブルーリボンと同じように窓枠を交換する形で行われましたが、元の行先表示器は塗装する形でそのまま残っています。9354にも言えるのですが、新しい窓枠はスモークガラスでないですね・・・。


 9355の側面行先表示器は窓の上部に取り付けられていますが、U代ののブルーリボンは窓の下部についています。元々京阪宇治交通は窓の下部に行先表示器を設置していて、LED化後もそのままだったので、当時はその流れで下部に付いたと思われます。しかし、最近は京阪バスの影響なのか、窓の上部に取り付けられるようになり、その流れで9355も上部に付いたんですね・・・。


 9354の運行開始に合わせて各停留所に京阪バスカラーの車両が走る旨を知らせるお知らせが掲示されていました。とはいえ、京阪宇治バスで、京阪バスカラーの車両が走るのは今回が初めてではないのですが、前回の時は無かったような・・・(前回の場合は京阪バスから京阪宇治バスへの路線移管の関係ですが・・・)。


 元京阪バスの車両の並びです。最古参の214と9355、年の差は7年・・・。元高槻市交通部のいすゞLV+西工に廃車が発生した中で、1992・1993年式の元京阪バスの車両がまだ現役で活躍しているとは驚きです・・・。

 以上です。

阪急 西山天王山駅開業

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 12月21日、阪急の大山崎〜長岡天神間において、新駅の
 西山天王山駅
 が開業しました。西山天王山駅はJR山崎駅付近の京都縦貫自動車道との交差点に設けられています。



 西山天王山駅は
 相対式ホーム
 の2面2線の地上駅です。改札口は河原町方にあり、そして京都縦貫自動車道との交差点も河原町方にあります。


 西山天王山駅は準急と普通列車のみの停車で、昼間に停車する列車は全て準急となっています。



 西山天王山駅にやってくる列車を撮影しました。上が梅田方で、下が河原町方です。いずれも障害物がほぼないので、今後は西山天王山駅で撮影した走行風景の写真も色々出回ってくるんでしょうね・・・。



 駅標です。駅標は時刻表、路線図、構内案内図などが合体したものになっています。情報がまとまっていて、凄く見やすいです。




 西山天王山駅は東口と西口があり、こちらは
 東口
 です。東口がメインで、事務室や有人改札口などが設置されています。改札口自体はホームより下にあるため、改札口からはホームへは階段やエスカレーターなどを通ってゆくことになります。梅田方は改札口を通ってすぐの階段で行けますが、河原町方は地下通路を通って行くことになります。



 こちらは
 西口
 です。西口は河原町方面ホームに直結しており、段差なしで移動する事が出来ます(梅田方面は地下通路を通る必要ありますが・・・)。ただ、サブ的な感じのようで、改札口は無人となっています。


 バスターミナルは東口に設置されており、阪急バスと京阪バスが乗り入れています。西山天王山駅の開業に合わせて阪急バスと京阪バスの共同でJR長岡京駅〜京阪淀駅の新路線が開業した他、阪急バスのJR長岡京駅発着路線の一部が乗り入れるようになりました。





 西山天王山駅は京都縦貫自動車道上にある
 高速長岡京バスストップ
 とエレベータと直結しており、高速バスとの乗り継ぎが可能になっている事がポイントです。高速バス乗り場は上りと下りの両方があり、それぞれエレベータが設置されています。高速長岡京バスストップに発着する高速バスは阪急バス系が4路線、丹後海陸交通が1路線、西日本JRバスが1路線の計6路線です。本数はそんなに多くないです。撮影時はアルピコ交通のアルペン諏訪号がやってきました。






 西山天王山駅開業に合わせて阪急電車の一部編成に対して
 告知のHM
 が取り付けられ、その編成には側面にも告知のシールが貼られていました。しかし、イラストデザインコンセプトが西山天王山駅の開業によってもたらされる夢あふれる世界観を、豊かな色彩と心あたたまるタッチで示していて、これまでの新駅と少し違った感じでした。ああいうの初めて見ました。


 駅前で開催された式典です。写真はその準備中の時のものです(式典は見てないけど・・・)。

 以上です。

JR長岡京〜阪急西山天王山〜京阪淀駅

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 阪急の西山天王山駅開業と同時にバスでも新たに
 JR長岡京〜京阪淀駅
 の路線バスが運行を開始しました。もちろん、西山天王山駅経由です。この路線は90系統で、阪急バスと京阪バスの共同運行という形となっています。平日朝夕は1時間に2本、それ以外は1時間に1本が設定されています。





 京阪バスは
 京田辺
 が担当しています。担当営業所は場所柄男山と予想していた方々が多かったみたいですが、京田辺担当となったのは以外という感じでした。行先表示は起点では経由地表示に阪急西山天王山が付きますが、途中から阪急西山天王山が消えるという形になっています。京阪バスでは循環系統を除いて原則的に途中で表示が切り替わる事は無いので、阪急バスに合わせた形なのでしょうか・・・。
 初日はN−3881が充当され、祝開業がついたよだれかけを付けて走っていました。ちなみにこのよだれかけを付けたのはN−3875とN−3881の2台を確認しています。


 こちらは90系統に充当されたW−1117です。W−1117は今回のダイヤ改正に合わせて門真から転入して来たものです(門真管内の減便で余剰となったものでしょうか・・・)。京田辺にエアロミディの中型ワンステが配置されるのは今回が初めてになりますね・・・。


 JR長岡京駅で阪急バスと共に休憩するN−3881です。JR長岡京駅に京阪バスの車両が来るのは今回が初めてなのでしょうか・・・。阪急バスエリアなだけに違和感あります・・・。




 阪急バスは
 大山崎
 が担当しています。表示は京阪バスと同じなのですが、表示内容が阪急バスのLED表示としては珍しく、経由地表示が行先と並んで表示されています。つまり、90系統の表示は京阪バスの考え方と阪急バスの考え方を混ぜ合わせた形になるんでしょうね・・・。
 阪急バスが淀川を渡って京阪電鉄の駅に乗り入れるのは初めてになると思われます。京阪バスが淀川を渡って阪急の駅に乗り入れる例はあっても、その逆は無かっただけに凄く新鮮に感じたものです。特に阪急車による京阪淀駅表示ですね・・・。
 初日は2997が充当されていました。





 90系統の阪急担当便はツーステも充当されるので、幕も用意されていました。幕については阪急バススタイルのものになっていますが、番号のカラーは京阪バスに合わせてなのか、赤になっています。LEDと同じく、途中で表示が切り替わっていると思われます。
 尚、京阪バスの方は京田辺の幕車が消滅しており、幕は用意されていないはずです。





 90系統の時刻表ですが、共同運行とはいえ、阪急バスエリア(JR長岡京駅〜落合橋)は阪急バススタイル、京阪バスエリア(洛西浄化センター〜京阪淀駅)は京阪バススタイルとなっています。したがって、それぞれの時刻表には京阪バスと阪急バス担当便の記載があります。それだけでなく、90系統が通る停留所には2事業者の記載がなされていました。



 京阪バスと阪急バスでは90系統の運行開始に合わせてそれぞれの車両に対してPRのよだれかけがなされていますが、大津でもN−6220・6233によだれかけが付いていました。写真はありませんが、他にもW−1999も付いているのを確認しています。








 阪急西山天王山駅の開業に合わせて阪急バスの一部路線が阪急西山天王山駅に乗り入れるようになりました。そのため、西山天王山駅には阪急バスがたくさん来ています。それだけでなく、JR長岡京駅から大山崎営業所への回送バスも駅前を通って行くのを見かける事が出来ます。
 今回のダイヤ改正で、阪急バスの表示が少し変わりました。これまでは阪急長岡天神・JR長岡京と表示されていましたが、改正後は阪急長岡天神►JR長岡京と点が矢印に変わりました。つまり、どちらが先に通るのかわかるようになりました。下の写真は改正前の表示です。

 90系統の運行開始により、京都府内で淀川を渡って阪急と京阪を結ぶ路線が出来たわけでなく、阪急バスと京阪バスが共同というこれまでにないケースが生まれました。今後、どうなるか見ものです。
 以上です。

小田急小田原線地下複々線化? 下北沢駅

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 先月に代々木上原〜梅ヶ丘間立体交差化に伴い、地下駅になった東北沢駅をレポートしましたが、今回はそれに続いて
 下北沢駅
 のレポートです。下北沢駅といえば、急行停車駅で京王井の頭線との接続駅です。下北沢駅は地下化にあたって、地下2階に緩行線、地下3階に急行線を配置した2層構造となる予定で、現時点は急行線のみ完成しており、暫定的に急行線ホームのみで営業しています。



 現在使用中の急行線ホームです。急行線ホームは既に完成型のため、仮ホームとかといったものはありません。下北沢駅は京王線との乗り継ぎもあり、乗降が多いのですが、現在はこの1面のホームでさばいており、少々狭いような印象でした。



 こちらは地下2階の緩行線ホームです。緩行線は工事中なので、仮として地上への通路として使われています。緩行線も島式ホーム1面となるのですが、階段があちこちある事から、どのような構造になるのか気になるところです。通路の端には緩行線の線路の位置を示す印が描かれています。しかも、4000形の絵まで・・・。4000形の絵には各停新宿と表示されているのですが、4000形の各停ってあったっけ・・・?



 更に階段を登ると地上に辿りつきます。ここで南口方面と京王線方面に別れますが、京王線は高架上にあるので、更に階段を登っていくことになります。京王線と小田急線との乗り継ぎは改札口なしですが、小田急線の地下化後も改札口なしで乗り継ぎできるようになっています。



 小田急線と京王線との交差点です。小田急線は地下化したため、地上設備の撤去が進んでいます。一方、京王線は高架のままで、工事中の小田急線の上を走る京王電鉄の車両を眺める事が出来ます。駅の整備が完了した後、どのような姿になるのか気になるところです。因みに改札口は従来の南口に加えて世田谷代田駅寄りにも設けられる予定だそうです。

 下北沢駅は急行線ホームが既に完成型である事から、特徴は少なかったのですが、それでも過渡期の姿を見る事が出来ました。次回は世田谷代田駅です。
 以上です。
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