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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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終焉を迎える北海道の石油貨物列車

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 北海道内で運行されている
 石油貨物列車
 が3月末を持って運行終了する予定となっています。北海道の石油貨物列車は本輪西駅の近くにあるJX日鉱日石エネルギー室蘭製油所から札幌貨物ターミナルへ輸送していますが、室蘭製油所の製油機能停止により、貨物列車そのものが廃止されるようです。かっては旭川や帯広まで運行されていましたが、2012年5月末で廃止され、本輪西〜札幌貨物ターミナル間のみとなってしまいました。というわけで、石油貨物列車を撮影してきました。
 写真は新札幌で撮影した札幌貨物ターミナル発本輪西行きの
 8772レ
 です。札幌貨物ターミナルを11時台に出発します。撮影時はDF200−53が牽引していました。石油貨物列車は2012年3月改正で全て臨時扱いとなり、列車番号も全て8000番台となっています。



 タンク車です。タキ43000形とタキ1000形の混結でした。どちらかと言えば、タキ43000形の方が多めでした・・・。これらのタンク車の常駐駅は本輪西駅と表記されていました。DF200形に牽引されながら、雪しぶきを上げて走る姿はもうじき見納めになってしまうんですね・・・。


 こちらは恵み野駅で撮影した本輪西駅発札幌貨物ターミナル行きの
 8771レ
 です。この列車は本輪西を早朝に出発し、朝に札幌貨物ターミナルに到着します。夜が長い冬では札幌周辺でかろうじて撮影可能です。撮影当日はDF200−110が牽引していました。


 タンク車と721系の並びです。北海道らしい光景ももうじきお見納めになってしまうんですね・・・。


 東室蘭で撮影したDF200−103の単機回送です。8772レのスジで走っていたのですが、8772レなのか、他の列車の遅れなのかは不明です・・・。とはいえ、石油貨物列車のスジでも単機となる場合がありますし・・・。

 3月末に石油貨物列車が廃止されると、北海道から車扱列車が消滅し、コンテナに統一されます。今回の動きから石北貨物で活躍しているDD51形の動向が気になります・・・。
 以上です。

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