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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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キハ32形+キハ54形の連結そして分割

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 JR四国には国鉄末期にローカル線用として投入された
 キハ32・54形
 が活躍していますが、両者を併結した列車が存在しています。その一つが高知発阿波池田行きの4244Dです。キハ32形は第三セクター用車両をベースに国鉄向けに設計し、廃車車両部品を再利用しています。キハ54形は北海道や四国のような経営困難が予想される地区の経営基盤整備のために投入された本格的なディーゼルカーです。特徴の事なる両形式ですが、活躍舞台が松山地区と高知地区と重なっており、併結列車まで出ているわけです。元々キハ32・54形は他の国鉄形車両と連結可能ですからね・・・。


 連結部です。両形式は材質が異なるものの、先頭形状がほぼ同じなので、凹凸な感じがほとんどありませんでした。車体長さが大きく異なるにもかかわらず、連結部は意外とスマートな感じでした。


 4244Dは土佐山田で24分間停車し、ここで両者が切り離されます。土佐山田より先は閑散区間なので、土佐山田で切り離したり、増結したりするケースがあるようですね。4244Dは駅舎側の1番ホームに停車していますが、停車中に2・3番ホームで特急列車同士の行き違いが行われます。


 阿波池田方に連結されていたキハ54形は単行でそのまま阿波池田へ向かいます。


 高知方に連結されていたキハ32形は4241Dとなって高知へ戻ります。

 以上です。

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