小松島ステーションパークの保存車たち

　小松島ステーションパーク
　は廃止された小松島線の小松島駅跡に位置する公園で、ここにＣ１２形と５０系客車が保存されています。


　小松島ステーションパークは狸ひろばとＳＬ記念ひろばの２つがあり、このうちのＳＬ記念ひろばにＣ１２形と５０系客車が保存されています。ＳＬ記念ひろばの出入口には踏切をかどった形になっている事がポイントです。



　開業当時の駅舎をイメージしたホームが設けられていて、そこに駅標などが置かれています。駅舎をイメージしているだけに改札ラッチも置かれていました。



　こちらは蒸気機関車の
　Ｃ１２　２８０
　です。この車両は小松島線ゆかりの車両ではなく、首都圏、白河、厚狭と活躍し、厚狭で廃車を迎えており、小松島とは縁のない車両です。１９７３年の廃車後に小松島市が国鉄より譲り受け、小松島市新港児童公園で保存したのちに小松島ステーションパークのオープンに伴って移動したものです。一応、牟岐線ではＣ１２形が活躍したことがあるようですが、別の車両のようです。



　こちらは５０系客車の
　オハフ５０　２７２
　です。この車両は小松島線で活躍した小松島線ゆかりの車両です。しかし、車内は座席の多くが撤去されており、イベントで使えるような感じになっているようです。とはいえ、車内は入れないようになっています。車体塗色はブルーを基調としたものになっていますが、色あせがひどくなってきています・・・。


　ホームから見た保存車です。今でも列車が走りだしそうな雰囲気ですね・・・。

　小松島ステーションパークは小松島線小松島駅跡に位置していますが、徳島赤十字病院から近く、徳島駅から徳島バスと小松島市営バスに乗車して徳島赤十字病院で下車し、徒歩数分で行けます。一応、小松島市営バスの営業所前バス停が一番近いのですが、本数は少ないです。
　以上です。