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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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185系に置き換えられたムーンライトながら

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 これまで183・189系が充当されていた快速「ムーンライトながら」ですが、2013−2014年の年末年始運行時から
 185系
 に置き換わりました。183・189系の老朽化に伴う代替えとして運用の統合により余剰となった185系がグリーン車を抜いたモノクラス編成となって波動用に転用され、そのままムーンライトながらにも充当されるようになったという感じです。両数は従来通り10両編成ですが、185系は10両固定編成がないので、6+4両編成で運行されていました。
 年末年始の東京遠征にあたって往復とも利用しましたので、その時の様子をレポートします。



 東京へ向かう時に利用した上りムーンライトながらに充当された編成です。編成は東京方から
 B5編成+C7編成
 です。B5編成は元々7両編成だったものをサロ185形を抜いて6両編成としたもので、C7編成は元々5両編成だったものをサハ185形を抜いて4両編成としたものです。C編成は多くの編成が今でも5両編成を組み、特急列車に充当されているに対し、C7編成だけは4両編成化されて波動用に転用されています。



 東京から関西へ戻る時に利用した下りムーンライトながらに充当された編成です。編成は大垣方から
 B7編成+B4編成
 です。B7編成は元々7両編成だったものをモハユニットとサロ185形を抜いて4両編成としたものです。モハユニットはB2編成に組み込んで8両編成化した上で波動用となっています。B4編成はB5編成と同じく元々7両編成だったものをサロ185形を抜いて6両編成としたものです。
 今回のムーンライトながらはB5編成+C7編成とB4編成+B7編成の2編成が使われていたようですね・・・。


 4両編成と6両編成の連結部です。185系は非貫通なので、当然通り抜けはできません。そのため、車掌も別々に乗務していたようです(とはいえ、183・189系時代も複数が乗務していましたが・・・)。あと、10両編成で貫通でないムーンライトながらは初めてになるのではないのでしょうか・・・。




 185系のムーンライトながらの行先表示です。前面は183・189系時代の快速から臨時快速になった事がポイントです。側面は快速ムーンライトながら○○行きと表示されていますが、それに加えて指定席の表示が加えられた事がポイントです。185系は側面行先表示に指定席&自由席の表示がなされるので、それに倣ったのでしょうね・・・。


 185系の座席です。リクライニングシートですが、シートカバーが外された状態で運用されていました。183・189系の時もそうだったので、あまり変わらない感じでした。183・189系から185系に変わって特に感じたことは何もありませんでした。つまり、あまり変わらないな・・・という感じでした。



 東京で発車を待つ下りムーンライトながらです。185系にすれば慣れた東京ですが、夜行快速列車となるとなんか違和感ありますね・・・。しかも、今でも特急「踊り子」に充当されているので、尚更です。



 大垣での185系です。185系は特急「踊り子」として三島まで乗り入れていたものの、今回のムーンライトながらで一気に大垣まで乗り入れるようになったという形です。しかも、下りでは大垣で223・225系の姫路行き普通列車と接続しているので、185系と223系の並びが見られました。とはいえ、関東でしか見ることのできなかった185系が223系と並ぶ事自体なんか想像もできませんでした・・・。
 ってゆうか、甲子園臨で183系が大阪に来るときあるけど、183系引退後はどうなるのやら・・・。



 183・189系時代のムーンライトながらです。田町所属の10両固定編成が専属で充当されていましたが、東京方先頭の10号車だけグレードアップ車が連結されていて、お得な車両でした。それだけに10号車が早く埋まりやすかったような気がします。私も1度だけ10号車に乗りましたが、他の車両より座り心地よかったのを覚えています。

 以上です。

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