海部観光が東京〜徳島間の高速バスで運行されている
マイフローラ
は2列で個室タイプという豪華な仕様になっています。評判も高く、常に満席と聞いていたのですが、先日乗車してきましたのでレポートします。マイフローラ号は元々ツアーバスとして2011年に運行を開始し、2013年に制度変更により、高速乗合バスとして運行されています。
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マイフローラ号は海部観光の
エアロクィーン
が専用で使用されています。エアロクィーンは2011年式のLKG代で、専用の塗色を纏っています。車体にはマイフローラの記載があり、前面と側面にLED式行き先表示器が設置されています。
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マイフローラ号の東京側の起点は
丸ノ内鍛冶橋駐車場
です。東京駅八重洲口から少し南へ行ったところにあり、東京駅発着の高速バスの休憩場としても使われています。ここは元々ツアーバスの発着場でしたが、高速バスへの移行により、高速バスの停留所となり、時刻表も掲示されています。
マイフローラ号は21時30分出発で、約10分前にバスがやってきました。
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乗務員に乗車券を見せると、さっそく車内に入ります。マイフローラ号は座席指定ですが、予約および発券時には座席の指定は行われず、改札時に初めて座席の指示がなされます。バスの出入口に座席表があり、そこに座席番号と乗客氏名(カタカナ)が記載されているので、自分はどの席なのかを確認します。これはツアーバス時代そのままですね・・・。
ステップには電灯があり、いかにも豪華なバスと思わせる感じでした。同じ個室タイプの中国バスのドリームスリーパーと同じ感じです。マイフローラ号はドリームスリーパーと同じく土足厳禁なので、ステップ上で靴を脱ぎます。脱いだ靴は乗務員によって運転席後ろに設けた下駄箱に入れられました。ちなみにドリームスリーパーは袋に入れて自分の席に置くというスタイルでした。写真にはブーツが写っていますが、ブーツは下駄箱に入れないので、ステップ上に置いていました。
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通路です。座席は木製のパーテーションなどによって仕切られているので、すっきりとしています。なお、床にはLED灯が設置されていて、減光時に通路を歩くときにわかりやすくなるようになっています。奥にはパウダールーム付きの便所が設置されています。
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私が指定されたのは12番席。マイフローラ号の定員は12名なので、ラストナンバーです。非公式側の最後尾で、非常扉の側でした。パーテーションに座席番号が記載されています。
座席
ですが、JRバスや西鉄バスで使用されているプレミアムシートと同等のシートで、足かけなども付いています。座席との間には仕切りがあり、カーテンを引くことで個室感覚を味わうことができます。ただ、シートはプレミアムクラスながら、リクライニング角度はJRバスや西鉄バスより劣っています。これは個室タイプにするためにあえてリクライ角度を狭くしたものだと思われます。そして、TVも付いていて、TV放送も見ることができるのですが、チャンネルが1〜2つと少ないのに驚きました・・・。
ドリームスリーパーは2つのグレードがあり、一般的な座席は通常の3列シートクラスの座席で、そのまま個室化したような感じでした。ですので、マイフローラは日本一豪華と評判がいいのもうなずけますね・・・。ただ、欠点としてテーブルが無いことですね・・・。ドリームスリーパーは小さいながらもテーブルが付いています。
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鍛冶橋駐車場を出発し、一般道を通って
新宿高速バスターミナル
で乗車扱いします。新宿高速バスターミナルはあの京王電鉄バスが運営しているバスターミナルです。ツアーバス時代は西新宿で乗車扱いしていましたが、高速バスへの移行に合わせて新宿高速バスターミナルに変更されました。ツアーバス上がりで新宿高速バスターミナルに発着しているのは海部観光のマイフローラとマイリビートのみです。ちなみに海部観光の東京〜徳島間の高速バスは4往復があり、新宿高速バスターミナルに乗り入れているのは2往復のみで、残りはツアーバス時代と同じ西新宿で乗降扱いしています。
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満席状態で新宿を出発すると、首都高速と東名を走り、
足柄SA
で休憩しました。休憩時に隣に京阪宇治バスのガーラがやってきて、並んでしまいました・・・。
朝は海部観光松茂駐車場前から降車扱いが始まり、その次が徳島駅前営業所です。マイフローラ号は徳島駅には乗り入れず、徳島駅から少し歩いた営業所で降車扱いを行います。徳島駅を出ると、国道55号線阿南バイパスに入り、ひたすら南下していきます。小松島、阿南那賀川と停車し、少しずつ乗客を降ろしていきます。
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定刻より少し早い7時10分ごろに終点の
阿南津乃峰営業所
に到着しました。ここで降車扱いし、すぐに回送として出て行きました。
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阿南津乃峰営業所バス停です。海部観光の高速バスはすべてここを起終点としており、乗車券販売窓口や駐車場も設けられています。いわば海部観光の拠点という位置づけで、プレハブ建物ながら待合室やトイレなどが設けられています。
高速バスは東京方面だけでなく、三宮・大阪・伊丹空港行きの高速バスも発着しており、ほぼ一日中バスが出入りしています。
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阿南津乃峰営業所バス停から少し歩くと、JR牟岐線の阿波橘駅に着きました。私はここからJRで徳島へ向かいました。マイフローラの徳島着が6時25分と少し早いので、阿南津乃峰営業所まで行って、ここからJRで戻るのも悪くないと思います。
マイフローラは評判がいいのですが、実際に乗車してみると、まさにその通りでした。テーブルが無いのとリクライニング角度は小さいのが不満ですが、座席が大きく、ゆったりとしているので合格点ですね。でも、2列かつ個室タイプを最初に導入したのがマイフローラで、TVでも取り上げられていました。その影響で高速バス初でドリームスリーパーが運行を開始した形ですね。
以上です。
ドリームスリーパーについては以下の記事にてレポートしています。
http://blog.goo.ne.jp/yoichiro1221_train223kei/e/63229b8dcb2b7d4a187160ef5c0f2d5f
マイフローラ
は2列で個室タイプという豪華な仕様になっています。評判も高く、常に満席と聞いていたのですが、先日乗車してきましたのでレポートします。マイフローラ号は元々ツアーバスとして2011年に運行を開始し、2013年に制度変更により、高速乗合バスとして運行されています。
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マイフローラ号は海部観光の
エアロクィーン
が専用で使用されています。エアロクィーンは2011年式のLKG代で、専用の塗色を纏っています。車体にはマイフローラの記載があり、前面と側面にLED式行き先表示器が設置されています。
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マイフローラ号の東京側の起点は
丸ノ内鍛冶橋駐車場
です。東京駅八重洲口から少し南へ行ったところにあり、東京駅発着の高速バスの休憩場としても使われています。ここは元々ツアーバスの発着場でしたが、高速バスへの移行により、高速バスの停留所となり、時刻表も掲示されています。
マイフローラ号は21時30分出発で、約10分前にバスがやってきました。
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乗務員に乗車券を見せると、さっそく車内に入ります。マイフローラ号は座席指定ですが、予約および発券時には座席の指定は行われず、改札時に初めて座席の指示がなされます。バスの出入口に座席表があり、そこに座席番号と乗客氏名(カタカナ)が記載されているので、自分はどの席なのかを確認します。これはツアーバス時代そのままですね・・・。
ステップには電灯があり、いかにも豪華なバスと思わせる感じでした。同じ個室タイプの中国バスのドリームスリーパーと同じ感じです。マイフローラ号はドリームスリーパーと同じく土足厳禁なので、ステップ上で靴を脱ぎます。脱いだ靴は乗務員によって運転席後ろに設けた下駄箱に入れられました。ちなみにドリームスリーパーは袋に入れて自分の席に置くというスタイルでした。写真にはブーツが写っていますが、ブーツは下駄箱に入れないので、ステップ上に置いていました。
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通路です。座席は木製のパーテーションなどによって仕切られているので、すっきりとしています。なお、床にはLED灯が設置されていて、減光時に通路を歩くときにわかりやすくなるようになっています。奥にはパウダールーム付きの便所が設置されています。
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私が指定されたのは12番席。マイフローラ号の定員は12名なので、ラストナンバーです。非公式側の最後尾で、非常扉の側でした。パーテーションに座席番号が記載されています。
座席
ですが、JRバスや西鉄バスで使用されているプレミアムシートと同等のシートで、足かけなども付いています。座席との間には仕切りがあり、カーテンを引くことで個室感覚を味わうことができます。ただ、シートはプレミアムクラスながら、リクライニング角度はJRバスや西鉄バスより劣っています。これは個室タイプにするためにあえてリクライ角度を狭くしたものだと思われます。そして、TVも付いていて、TV放送も見ることができるのですが、チャンネルが1〜2つと少ないのに驚きました・・・。
ドリームスリーパーは2つのグレードがあり、一般的な座席は通常の3列シートクラスの座席で、そのまま個室化したような感じでした。ですので、マイフローラは日本一豪華と評判がいいのもうなずけますね・・・。ただ、欠点としてテーブルが無いことですね・・・。ドリームスリーパーは小さいながらもテーブルが付いています。
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鍛冶橋駐車場を出発し、一般道を通って
新宿高速バスターミナル
で乗車扱いします。新宿高速バスターミナルはあの京王電鉄バスが運営しているバスターミナルです。ツアーバス時代は西新宿で乗車扱いしていましたが、高速バスへの移行に合わせて新宿高速バスターミナルに変更されました。ツアーバス上がりで新宿高速バスターミナルに発着しているのは海部観光のマイフローラとマイリビートのみです。ちなみに海部観光の東京〜徳島間の高速バスは4往復があり、新宿高速バスターミナルに乗り入れているのは2往復のみで、残りはツアーバス時代と同じ西新宿で乗降扱いしています。
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満席状態で新宿を出発すると、首都高速と東名を走り、
足柄SA
で休憩しました。休憩時に隣に京阪宇治バスのガーラがやってきて、並んでしまいました・・・。
朝は海部観光松茂駐車場前から降車扱いが始まり、その次が徳島駅前営業所です。マイフローラ号は徳島駅には乗り入れず、徳島駅から少し歩いた営業所で降車扱いを行います。徳島駅を出ると、国道55号線阿南バイパスに入り、ひたすら南下していきます。小松島、阿南那賀川と停車し、少しずつ乗客を降ろしていきます。
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定刻より少し早い7時10分ごろに終点の
阿南津乃峰営業所
に到着しました。ここで降車扱いし、すぐに回送として出て行きました。
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阿南津乃峰営業所バス停です。海部観光の高速バスはすべてここを起終点としており、乗車券販売窓口や駐車場も設けられています。いわば海部観光の拠点という位置づけで、プレハブ建物ながら待合室やトイレなどが設けられています。
高速バスは東京方面だけでなく、三宮・大阪・伊丹空港行きの高速バスも発着しており、ほぼ一日中バスが出入りしています。
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阿南津乃峰営業所バス停から少し歩くと、JR牟岐線の阿波橘駅に着きました。私はここからJRで徳島へ向かいました。マイフローラの徳島着が6時25分と少し早いので、阿南津乃峰営業所まで行って、ここからJRで戻るのも悪くないと思います。
マイフローラは評判がいいのですが、実際に乗車してみると、まさにその通りでした。テーブルが無いのとリクライニング角度は小さいのが不満ですが、座席が大きく、ゆったりとしているので合格点ですね。でも、2列かつ個室タイプを最初に導入したのがマイフローラで、TVでも取り上げられていました。その影響で高速バス初でドリームスリーパーが運行を開始した形ですね。
以上です。
ドリームスリーパーについては以下の記事にてレポートしています。
http://blog.goo.ne.jp/yoichiro1221_train223kei/e/63229b8dcb2b7d4a187160ef5c0f2d5f