大井川鉄道ではSL列車が有名ですが、このほどC11 227をきかんしゃトーマスの意匠に改装し、
きかんしゃトーマス号
として運行を開始しました。そのきかんしゃトーマス号を撮影してきましたので、レポートします。
きかんしゃトーマスに改装された
C11 227
です。C11 227は1975年に国鉄で廃車されたのちに大井川鉄道入りし、1976年よりSL列車で運用を開始しています。そんなC11 227がこのほど「きかんしゃトーマス」の意匠に改装されました。車体が青系になっただけでなく、前面に顔が取り付けられています。それだけでなく、前面灯が「きかんしゃトーマス」に合わせてボイラー上から台枠の上へ移動しています。しかし、よく見るとC11 227の文字が見当たりません・・・。
真正面から見たものです。本物のきかんしゃトーマス号が走りだしたかのような感じでした・・・。
きかんしゃトーマス号に充当されている
客車
たちです。客車は7両編成ですが、全てきかんしゃトーマスに合わせて塗色が茶色などから橙色に変更されている事がポイントです。何しろ、きかんしゃトーマスに牽引される客車等は橙色がメインですからね・・・。でも、車体に記載されている番号が消えてる・・・。
車内は基本的に改装はしていないようですが、それぞれの座席にきかんしゃトーマスが描かれたシートカバーがなされているなどきかんしゃトーマス仕様になっている事がポイントです。
きかんしゃトーマス号は7両編成で運行されているため、最後尾にED500形501が補機として連結されていました。C11形のみで牽引できるのは4両までらしいので・・・。
きかんしゃトーマス号の運行開始に合わせて千頭駅構内でイベントが開催され、きかんしゃトーマス号の並びなどが行われました。下はDLをきかんしゃトーマスのキャラクターに改装されたもので、ラスティーに改装されています。ラスティーはきかんしゃトーマスに出てくるDLのキャラクターです。上でトーマスの隣の機関車は千頭で展示されていたものを改装したみたいなのですが、どんなキャラクターでしょうか・・・。車体にはHIROとあるけど、きかんしゃトーマスにはHIROというキャラクターいないっぽいし・・・。
このイベントでは親子連れで大盛況でした。そのため、臨時急行列車が出た他、駐車場シャトルバスも運行されていました。
撮影当日のSL列車は2往復が運行されていましたが、きかんしゃトーマス号ともう一つの列車は
C56 44
が担当していました。C56 44は戦時中にタイへ渡った機関車の1両で、1979年に日本に戻り、大井川鉄道で活躍しています。
次に新金谷駅で見かけたものを・・・。
こちらは
日本ナショナルトラスト
が保有し、大井川鉄道で運行している車両たちです。C12 164、スハフ43 3、スハフ43 2、オハニ36 7の4両です。これは募金で購入し、大井川鉄道においてSL列車として運行していたのですが、ATS取り付けの費用が集まらず、休車状態になっています。長いこと休車になっているため、車体に所々錆が出ており、痛々しい姿になっています。特にスハフ43形は特急用客車で貴重なので大井川鉄道の方で受け取って走らせたい気分ですが、大井川鉄道の方も苦しいみたいなので、難しそうですね・・・。
こちらは
お座敷車
のスイテ82とナロ80です。西武鉄道のサハ1500形を譲り受けて客車化したものです。出来る限り客車に見えるように改装していますが、ナロ80 2には電車時代の面影が所々残っています。これらの車両は時折SL列車などに連結している程度みたいです。
きかんしゃトーマス号は大きな話題となっているようで、きかんしゃトーマス号は連日満席だそうです。大井川鉄道はSL列車の乗客減などで大減便を行うなど苦しい状態ですが、きかんしゃトーマス号は久しぶりの明るい話題とも言えましょう。きかんしゃトーマス号は10月までの運行の事です。
以上です。
きかんしゃトーマス号
として運行を開始しました。そのきかんしゃトーマス号を撮影してきましたので、レポートします。
きかんしゃトーマスに改装された
C11 227
です。C11 227は1975年に国鉄で廃車されたのちに大井川鉄道入りし、1976年よりSL列車で運用を開始しています。そんなC11 227がこのほど「きかんしゃトーマス」の意匠に改装されました。車体が青系になっただけでなく、前面に顔が取り付けられています。それだけでなく、前面灯が「きかんしゃトーマス」に合わせてボイラー上から台枠の上へ移動しています。しかし、よく見るとC11 227の文字が見当たりません・・・。
真正面から見たものです。本物のきかんしゃトーマス号が走りだしたかのような感じでした・・・。
きかんしゃトーマス号に充当されている
客車
たちです。客車は7両編成ですが、全てきかんしゃトーマスに合わせて塗色が茶色などから橙色に変更されている事がポイントです。何しろ、きかんしゃトーマスに牽引される客車等は橙色がメインですからね・・・。でも、車体に記載されている番号が消えてる・・・。
車内は基本的に改装はしていないようですが、それぞれの座席にきかんしゃトーマスが描かれたシートカバーがなされているなどきかんしゃトーマス仕様になっている事がポイントです。
きかんしゃトーマス号は7両編成で運行されているため、最後尾にED500形501が補機として連結されていました。C11形のみで牽引できるのは4両までらしいので・・・。
きかんしゃトーマス号の運行開始に合わせて千頭駅構内でイベントが開催され、きかんしゃトーマス号の並びなどが行われました。下はDLをきかんしゃトーマスのキャラクターに改装されたもので、ラスティーに改装されています。ラスティーはきかんしゃトーマスに出てくるDLのキャラクターです。上でトーマスの隣の機関車は千頭で展示されていたものを改装したみたいなのですが、どんなキャラクターでしょうか・・・。車体にはHIROとあるけど、きかんしゃトーマスにはHIROというキャラクターいないっぽいし・・・。
このイベントでは親子連れで大盛況でした。そのため、臨時急行列車が出た他、駐車場シャトルバスも運行されていました。
撮影当日のSL列車は2往復が運行されていましたが、きかんしゃトーマス号ともう一つの列車は
C56 44
が担当していました。C56 44は戦時中にタイへ渡った機関車の1両で、1979年に日本に戻り、大井川鉄道で活躍しています。
次に新金谷駅で見かけたものを・・・。
こちらは
日本ナショナルトラスト
が保有し、大井川鉄道で運行している車両たちです。C12 164、スハフ43 3、スハフ43 2、オハニ36 7の4両です。これは募金で購入し、大井川鉄道においてSL列車として運行していたのですが、ATS取り付けの費用が集まらず、休車状態になっています。長いこと休車になっているため、車体に所々錆が出ており、痛々しい姿になっています。特にスハフ43形は特急用客車で貴重なので大井川鉄道の方で受け取って走らせたい気分ですが、大井川鉄道の方も苦しいみたいなので、難しそうですね・・・。
こちらは
お座敷車
のスイテ82とナロ80です。西武鉄道のサハ1500形を譲り受けて客車化したものです。出来る限り客車に見えるように改装していますが、ナロ80 2には電車時代の面影が所々残っています。これらの車両は時折SL列車などに連結している程度みたいです。
きかんしゃトーマス号は大きな話題となっているようで、きかんしゃトーマス号は連日満席だそうです。大井川鉄道はSL列車の乗客減などで大減便を行うなど苦しい状態ですが、きかんしゃトーマス号は久しぶりの明るい話題とも言えましょう。きかんしゃトーマス号は10月までの運行の事です。
以上です。