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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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羽後交通みたまま2014 その4(境編)

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 角館から遅れのこまち3号と奥羽本線普通列車を乗り継いで羽後境駅で下車し、そこから少し歩くと
 境
 営業所に着きました。ここから羽後交通の路線バスが出ています。羽後交通の営業所は主要駅の近くにあることが多いのですが、境だけはやや小さな駅の羽後境駅の近くにあります。それだけに営業所の規模も小さく、路線も4路線のみと少ないです。



 そんな境営業所に昨年
 元神奈川中央交通
 のエアロミディが入りました。1999年式?のKK−MK23HJです。KK代のエアロミディも神奈中では廃車が進み、地方へ流れるようになりましたが、羽後交通でも入りました。行先表示が幕式となっていますが、特に側面はもともと小型であったため、違和感なくまとまっていますね・・・。



 こちらは
 元川崎鶴見臨港バス
 のいすゞLT+富士7Eです。大型ショート車が2台いることを確認しています。元川崎鶴見臨港バスのいすゞは純正車体と富士7の両方ともそこそこ入っていますが、その中に大型ショーと車も入るようになった形ですね・・・。



 こちらは
 元都営バス
 のいすゞLVです。キュービックと富士7Eの両方ともいます。境営業所は元都営バスと元川崎鶴見臨港バスが中心のような感じでした。





 境営業所は4路線を担当しています。上から淀川線、船岡線、峰吉川線です。淀川線の終点である福部羅から徒歩で杉山田へ行くことができ、ここから大曲方面へのバスが出ています。船岡線は冬季になると一部の便が上庄内から更に先の協和スキー場へ行きます。峰吉川線は境から峰吉川駅と刈和野駅を経て湯の沢下へ向かい路線ですが、大半の便が土休日運休となっています。稲川線は写真ないのですが、境営業所〜角館を結ぶ路線で、かって運行していた急行秋田線(秋田〜境〜角館〜田沢湖)の生き残りです。
 特に船岡線では協和小学校〜境営業所の便があるのですが、全て上庄内方面へ直通しており、土休日運休とか土休日運行とかの区別のためのようです。


 境営業所行きのバスの行先表示は全て「境」の1文字のみ表示されます。1文字のみの表示は何か惹かれそうですね・・・。


 境営業所
 です。羽後境駅を出てすぐにあるT字路を左に曲がって少し歩くとあります。徒歩で2〜3分ぐらいなのですぐ近くです。受け持ち路線が少ないため、営業所はそんなに大きくないですね。どちらかといえば、田舎の集落の中にあるバス営業所のような感じでした。



 一応、
 境駅前
 バス停もあります。羽後境駅からすぐにあるT字路を営業所方向と反対側に曲がってすぐの場所にあります。しかし、このバス停を通る路線は船岡線の1路線のみです。つまり、拠点は営業所ということですね・・・。





 7年前の境営業所です。7年前は元都営バスが幅を利かせていて、ほとんどの車両が元都営バスで占められていました。しかも、U代は少数のみで、ほとんどがP代でした。更にP代といっても中扉が引戸の元R代以前の車両もゴロゴロいました。763の行先表示が新田とありますが、これは淀川線です。淀川線はかっては新田まで行っていましたが、集落に住人がいなくなったため、福部羅までに短縮されました。


 こちらは急行秋田線に充当されている富士5Rです。急行秋田線は秋田〜田沢湖間を結ぶ路線ですが、朝に境営業所→田沢湖駅、夕方に田沢湖駅・角館営業所→境営業所の便が2本ずつ設定されていました。写真の車両はその便に充当される車両なのです。P代なので、さすがにいないでしょうね・・・。

 こんな境営業所ですが、7年前と比べると路線の変化は少なかったのですが、車両が減ったような感じでした・・・。次回は本荘です。
 営業所内での撮影は事務室の許可を得ております。
 以上です。

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