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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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鹿児島市交通局 2013年度で消えたもの

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 鹿児島市交通局では2013年度で
 消滅
 したものが2つあります。それとは旧塗色とエアロスターKです。




 2013年9月に最後の1台が廃車となり、消滅した
 旧塗色車
 です。この旧塗色はボンネットバス時代から採用され、1989年式のブルーリボンが最後の採用でした。そのブルーリボンは1台を除き最後まで旧塗色を維持していました。しかも、ブルーリボンより旧年式の車両が行先表示器がLED化される中で最後まで幕のまま通したこともポイントです。分割幕で改造が難しかったということもあるのでしょうか・・・。
 最後の1台の廃車により、旧塗色車が消滅しただけでなく、幕車も消滅してしまいました・・・。



 こちらは少し前に廃車となった旧塗色の中型車たちです。上が1987年式の日デRM、下が1989年式のいすゞLRです。いすゞLRは旧塗色のまま行先表示器がLED化されました。旧塗色のままで行先表示器がLED化されたのはいすゞLRのみだそうです。
 因みに鹿児島市交通局の車両の行先表示器のLED化は古参車及び改造不可の車両を除いて2005年にはほぼ完了したそうです。




 もうひとつは
 エアロスターK
 です。エアロスターKは1990年に16台が投入されました。鹿児島市交通局では西工をこのんで投入しており、純正車体となると少数となっています。そんな中で1989年のブルーリボンに引き続いて純正車体がまとまった数を投入した形になります。鹿児島市交通局では降灰対策として前面窓が1枚ガラスとなっていることがポイントで、ノンステ投入までこの仕様で投入されています。したがって1枚ガラスのエアロスターKは全国的にも希少な仕様でしょうか・・・。
 そんなエアロスターKですが、新車投入により、徐々に引退が進み、2013年12月の新車投入により全廃となってしまいました。



 エアロスターKの中で一番印象に残っているのが284です。284は幕時代の2004年に撮影しているのですが、当時は行先表示器のLED化が終盤に差し掛かった頃でした。その後、2005年に行先表示器がLED化されました。鹿児島市交通局の幕車で撮影したのはLED化対象外の車両ばかりで、LED化された車両で撮影したのは284が唯一でした。それだけではありません。284は後ほど前面ガラスが1枚ガラスから標準の2枚ガラスへ交換しており、鹿児島市交通局のツーステでは珍しい存在でした。



 エアロスターKを代替するために投入された新車はエアロスターノンステとなりました。2011年度からまとまった数の大型ノンステ新車が入っていますが、2011年度は日野、2012年度はいすゞ、2013年度は三菱ふそうという形になっていますね・・・。そのエアロスターノンステは11台が投入され、これまで本局に1台しかいなかった現行ノンステが一挙に増え、北営業所にも配置されています。


 また、2013年度には定期観光バス用の新車が投入され、今回はエアロエースが採用されています。塗色は貸切塗色ですが、側面には鹿児島にまつわる人物のラッピングがなされています。

 以上です。

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