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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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万葉線 高岡駅前移設及び延伸

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 3月29日、万葉線の
 高岡駅前電停
 が高岡駅の側へ移設され、駅名も高岡駅に改称されました。それと同時に路線も100m延伸されました。移設当日にたまたま富山へ行っていたついでに高岡に立ち寄り、その様子を見てきましたので、レポートします。


 高岡駅の
 新ホーム
 です。新ホームは駅ビルの1階に設置されており、JR氷見線の側に位置しています。そのため、JRのホームから万葉線の駅や車両が見えるようになりました。ホームは2面2線と旧ホームより発着線が増えています。
 尚、橋上にあるJRの改札口から階段やエスカレーターで1階に降りて左に曲がるとすぐに万葉線のホームにたどりつけるようになっています。




 高岡駅を出た万葉線の列車は駅を出てすぐにある急カーブで駅ビルを出て駅前広場を半周してから大通りに出て次の末広町に至ります。その時、旧ホームを通過するので、万葉線は路線長が100m伸びる形になり、移設というより延伸扱いになりました。撮影時、式典の来賓の方々が延伸区間を走行する列車を眺めていました・・・。


 旧ホームです。旧ホームは駅前広場が整備されたこともあり、単なる線路に変わっていました。でも、線路わきには緑化がなされていました。旧ホームの側にある地下通路入口はそのままになっているので、ここが面影になるのでしょうか・・・。



 高岡駅移設及び延伸に関して式典が行われ、その
 記念列車
 にMLRV1006が充当され、高岡駅には3番ホームに停車していました。高岡駅では長時間停車していたため、1番ホームに発着していた定期列車との並びが見られました。高岡駅前は長年1面1線であったため、1列車しか入線できなかったので、今回の移設で初めて2列車が停車する姿が見られるようになりました。
 でも、昼間は15分ヘッドながら駅についてはすぐに折り返すので、通常は1番ホームのみ使っているようです。



 移設前は旧ホームに
 仮設ホーム
 を設けて営業していました。撮影当時は駅前広場の整備が約90%完成していた時なので、歩道もほぼ整備されていました。そのため、完成したホームから板をつなげて仮設ホームとしていました。そして、歩道上にプレハブの仮設待合室が設けられていました。


 こちらは
 旧ホーム
 時代のものです。旧ホームは駅前の道路の面したところにあり、駅舎を出て駅前広場を歩く必要がありました。旧ホームは1面1線ですが、上屋があり、かつ案内などが充実していたように記憶しています。

 高岡駅電停の移設により、JRとのアクセスが改善したことは大きいですね・・・。路面電車といえば道路上にホームがある関係で、駅舎を出て駅前広場を歩く必要がありましたが、最近は駅舎の側又は中へ移設してアクセスを改善するケースが増えています。ある意味変化ともいえましょうか・・・。
 以上です。

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