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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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京都市バス 3月22日ダイヤ改正 その3

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 3月22日に新運行計画に基づく
 ダイヤ改正
 が行われ、その様子を2回にわたってレポートしましたが、今回は代走についてレポートします。新たに代走が設定した系統もあれば、代走の設定が無くなった系統もあります。従来通り変化なしの系統も含めてレポートします。



 203号系統
 は早朝に乙の西大路四条→錦林車庫で梅津京阪による代走が行われていますが、改正後もそのまま代走が設定されています。錦林車庫到着後は93号系統になることは変わりないようです。





 代走の中で大きな変化が生じたのが
 205号系統
 です。205号系統は早朝と深夜に烏丸、深夜に梅津京阪・西賀茂京都バス・横大路阪急の代走が設定されていましたが、改正後は深夜帯の増発の影響なのか代走の営業所が増えています。
 こちらは烏丸による代走です。早朝と深夜に設定されていますが、改正前と変化ありません。



 こちらは改正で新たに設定された西賀茂による代走です。改正前の西賀茂京都バスを引き継いだような感じで、深夜の京都駅→北大路BTの甲と乙の各1本ずつを受け持っています。西賀茂による代走は京都バス委託が始まってから設定されたような気がしますが、直営による代走は初めてなのかな・・・。





 こちらは梅津JRによる代走です。京都駅〜北大路BT〜京都駅の甲乙各1本ずつと京都駅→北大路BT→西大路四条と京都駅→北大路BT→四条河原町の各1本ずつを受け持っている事は変わりありません。


 こちらは横大路阪急による代走です。河原町三条→京都駅の乙を受け持っている事は変わりありません。撮影当日はハイブリが充当されていましたが、直営のLED車は全ていなくなっているので、205号系統のLEDは代走ならでのシーンとも言えましょうか・・・。


 こちらは今回のダイヤ改正で設定された九条京阪による代走です。京都駅→西大路通→北大路BTの1本を受け持っています。九条京阪による205号系統は改正前でも衣笠操車の出入庫として京都駅〜西大路通〜北大路BT間を受け持っていましたが、ダイヤ改正で梅津に移管され、その代り代走を受け持つようになった感じです。



 こちらは今回のダイヤ改正で設定された錦林による代走です。河原町三条→京都駅と今回のダイヤ改正で新設された京都駅→西大路通→烏丸北大路を受け持っています。今回のダイヤ改正で205号系統の最終便が繰り下がりましたが、北大路BTに着く頃は北大路BTが閉まっているため、北大路BTの前を素通りして烏丸北大路終着となっている事がポイントです。







 こちらは今回のダイヤ改正で設定された洛西による代走です。京都駅〜北大路BT〜京都駅の甲乙各1本ずつを受け持っています。今回のダイヤ改正で夜間の205号系統が増発されましたが、このうち甲乙各1本ずつを洛西が受け持ったという感じなのでしょうか・・・。尚、甲については42・73号系統などから流れているようで、多区間車限定っぽいです・・・。ある日の甲系統に日野HRの205が充当され、「78に78」に引き続き「205に205」が実現してしまいました・・・。また、6667が充当された日もあり、西賀茂京都バス時代に引き続いて205号系統に充当された感じです。
 これにより、205号系統は横大路MK以外の全ての営業所が運行に関わっている事になります(梅津は昼間の区間便だけですが・・・)。そういう例って初めてなのでしょうか・・・。





 206号系統
 です。早朝と深夜に九条京阪(京都駅を起終点に1周(甲乙両方))、深夜に梅津JR(北大路BT→京都駅(甲乙両方))の代走が設定されていますが、改正前と変わりありません。


 今回のダイヤ改正で
 5号系統
 の代走が復活しました。西賀茂京都バスの時は修学院通止まりを含め全て西賀茂京都バスが担当していたのですが、今回は九条京阪となったため、代走が復活しています。担当は錦林ですが、以前も錦林担当でしたね・・・。というわけで、錦林の一部車両に整理券箱などが装備されているという事になりますね・・・。


 17号系統
 です。九条京阪が京都駅を起点に早朝の1往復を代走しています。改正前は深夜にも1往復していましたが、今回のダイヤ改正で無くなりました。撮影当日は多区間車の1708が充当されていましたが、多区間車の運用の中に入っているのでしょうか・・・。


 71号系統
 です。早朝の京都外大前→京都駅八条口間の1本を梅津京阪が代走していますが、改正後も引き続き梅津JRが担当しています。ただ、梅津JR担当路線のほとんどが単区間になったので、元からの単区間車も入っているようですね・・・。


 93号系統
 です。早朝の数本を錦林が担当していますが、改正後も引き続き錦林が担当しています。93号系統が単区間系統になったため、車両もお構いなしになったのでしょうね・・・。



 北1号系統
 です。深夜の北1系統玄琢下止まり2本を西賀茂が代走している事は変わりありません。改正前は直営と京都バス委託の各1本ずつを受け持っていたようですが、今回のダイヤ改正では西賀茂が直営に統一された事から2本とも直営担当になりました。


 今回のダイヤ改正で
 55号系統
 の代走が新たに設定されました。四条烏丸初の初便を九条京阪が担当しています。撮影当日はCNGノンステの1800が充当されていましたが、折り返しはそのまま55号系統なのかか、50号系統なのかは不明です。でも、その後岩倉操車系統に流れていたので、多区間車の運用に組み込まれているようです・・・。にしても、55号系統に代走が出るとは予想外でした・・・。



 ここからダイヤ改正の余話です。
 今回のダイヤ改正で四条烏丸操車場が廃止になりました。京都産業会館の建て替えに関係しているらしいのですが、その操車場は昔の四条烏丸バスセンターの面影を残していて、それが無くなってしまうというのでしょうか・・・。バスセンター時代の遺構が操車場の形態と閉鎖された階段に見られます。閉鎖に伴い、四条烏丸に発着している系統は操車場を変更するなどで対応しています。でも、閉鎖後も時間調整のために出入り口で少々待機している姿が見られます。四条烏丸操車場の閉鎖に合わせて、新たに二条駅西口の観光バス駐車場を利用して新たな操車場が設けられました。その操車場は18号系統グループが利用しています。


 先日、南5号系統に6515が充当されていました。元横大路JRの系統にリフト車が入るのを見かけるだけでも違和感に感じたものです。とはいえ、リフト車は単区間車のようなので、元JRで充当可能な系統は南5号系統だけですが・・・。


 ダイヤ改正直前にたまたま見かけた
 転属回送
 です。2088が横大路阪急から西賀茂へ転属しましたが、その時のもののようです。ただ、堀川通を南下していた事から、一旦西賀茂に行った後、整備?のために竹田工場へ向かう途中だと思われます。これは改正前に撮影したものですが、不明点が多かったので、今UPした次第です。

 洛バスが残っていますが、ダイヤ改正関連の記事は一応ここまでとします。
 以上です。

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