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Channel: 斬剣次郎の鉄道・バス斬り
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路線用に転用されたC-3853

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 京阪バス初の新型セレガとして2005年に投入された
 C-3853
 が2015年に入って路線用に転用され、H-3853に改番されました。これは4月からの立命館大学輸送及び直Qの増発に伴うものです。



 路線への転用に伴い、外観として側面及びリアにLED式行先表示器が取り付けられました。元々コース番号表示のあったところに取り付けられているようです。他に運賃箱などの取り付けが行われ、れきっとした路線仕様になりました。
 路線用になったと同時に洛南から枚方へ転属し、ナンバーも京都200か1100から大阪200か3745に変わりました。


 リアの行先表示器ですが、京阪バスの新型セレガで一般的となっている窓の上部ではなく、窓の下部に取り付けられている事がポイントです。この位置には元々コース番号表示器が付いていましたが、これを撤去してLED式行先表示器を取り付けた感じですね・・・。因みに京阪バスの新型セレガで最初にHタイプとして投入されたH-3861は窓の上部に行先表示器が付いています。


 車内はCタイプ時代そのままですね・・・。尚、モケットのデザインはKL代のセレガRからの流れをくむもので、新型セレガでこういうデザインを採用しているのは初期のごく一部です。HタイプではH-3861が唯一でしたが、C-3853とC-366の路線転用により、これらが新たに加わりました。でも、同じ新型セレガでも時代の流れに沿ってデザインもいろいろ変わっていますね・・・。


 セレガーラの特徴であるJピラーです。新型セレガで最初に投入されたC-3853は付いていましたが、次の新車からは長距離高速バス用(高速カラーのやつ)を除いてJピラーが付かなくなったため、京阪バス標準カラーでは唯一の存在でした。とはいえ、C-3853は定期観光バス用なので、さほどな事が無い限り車内から眺める事はなかなか無いだろうと思っていたのですが、路線転用によって実現してしまいました・・・。


 定期観光バス時代のC-3853です。投入当初は京阪バス初の新型セレガであっただけに注目的な存在でしたが、今では定期観光バス用で主力的な存在になっていますね・・・。そして、ナンバーの1100もキリがよかったのですがね・・・。

 以上です。

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