JRバス関東の
南筑波線
が6月1日をもって廃止されるそうです。南筑波線は土浦駅〜古河駅を結ぶ路線として1951年に開業しました。常磐線と東北本線を短絡する路線価のような感じでしたが、中間区間の乗客が減少し、下妻上町で系統分割され、更に2006年4月に篠崎転向場〜下妻上町〜松本間が廃止され、松本〜古河駅間が東古河妻線と改称されてしまいました。しかし、2008年に下虫掛〜篠崎転向場間が廃止され、南筑波線は実質的に小学校のスクールバス的な路線になってしまいました。
南筑波線はつくば市内を通っていましたが、研究学園都市として整備された道路ではなく、旧来からの集落の中を縫うように走っていたことがポイントです。でも、テクノパーク桜の近くを通っていたため、私がつくば市に下宿していたころは下宿先からテクノパーク桜の中にある北柴崎バス停まで歩いて、ここから南筑波線に乗って土浦駅まで行ったことがあります。特につくばセンターから土浦駅方面の土休日の初便の土浦駅到着時間と南筑波線の土浦駅行き初便の土浦駅到着時刻がほぼ同じだったのを記憶しています。
そんな南筑波線ですが、2004年に1度土浦駅から古河駅まで乗りとおした事があります。土浦駅発の南筑波線は多くが篠崎転向場行きなどの区間便で、下妻上町へ行く便は朝夕の数本のみでした。更に下妻上町で古河駅行きに乗り継げる回数は更に少なかったように記憶しています。
土浦駅を出て亀城公園前・千束町を経てつくばセンターへ向かう土浦学園線と別れると、ひたすら旧来からの集落を縫うように狭い道路を通っていました。北柴崎バス停付近でつくばテクノパーク桜の中を少しだけ通りますが、再び集落の中を走っていました。大穂支所で学園東大通りや西大通りを横断し、そのすぐに篠崎転向場がありました。ここから西方面へ走り、宗道駅の近くで関東鉄道常総線を横断し、常総線と並行して下妻上町に着きました。下妻上町バス停は下妻駅から少し離れた中心部にありました。因みに上町バス停の道路は関東鉄道バスも通っていますが、バス停は無く、通過するだけでした。上町バス停にはかって窓口などがあったのですが、末期は閉鎖されていました。
上町バス停で1時間近く待って古河駅行きのバスに乗りましたが、日野HRのL527−04501でした。下妻上町を出てすぐに国道125号線を通り、東若からはつくば古河線などを通って古河駅に着きました。
やはり、つくば市内の集落内を縫うように走る姿が印象に残っていました。
下妻上町バス停の時刻表です。土浦駅方面と古河駅方面が別々に掲示されていました。いずれも4本ずつでしたが、土浦駅行きが朝夕のみに対し、古河駅行きは終日にわたって設定されていました。
南筑波線の支線としてテクノパーク桜循環線が運行されていました。北柴崎からテクノパーク桜の中に入り、テクノパーク桜の中を循環していました。ただ、循環して土浦駅に戻ったわけではなく、途中で運行を打ち切っていました。確か、2003年当時は平日朝にテクノパーク桜行き1本が運行されていましたが(土浦駅発が朝8時台だったような・・・)、2004年にはテクノパーク桜発土浦駅行きに変わり、早朝の篠崎転向場?発を振り替えた感じでした。しかし、2005年7月にテクノパーク桜乗り入れが無くなり、その1ヵ月後に関東鉄道バスがつくばセンターからテクノパーク桜行きのC11系統を運行しましたが、乗客が少なかったため、ほどなく廃止されています。今はバスが通らなくなってしまいましたが、高速バスの筑波大学〜土浦支社間の回送ルートとして通っています。
こちらは土浦に3台投入された液晶表示車による下妻上町行きです(M527−96303)。しかし、液晶表示は長続きせず、LED化されてしまいました。
古河駅発下妻上町行きのバスです。下妻上町〜古河駅間は古河営業所の担当で、古河独特の系統番号が付いていて、下妻上町〜古河駅間は1系統として走っていました。現在も1系統が運行されていますが、区間は古河駅〜松本駅間に短縮されています。
歴史のある南筑波線が廃止されるのは残念ですが、仕方ないです。でも、この路線は旧来からの集落の中を縫うように走っていただけに、乗るたびにつくばってこんなところもあったんだなと感じさせたものです。
以上です。
南筑波線
が6月1日をもって廃止されるそうです。南筑波線は土浦駅〜古河駅を結ぶ路線として1951年に開業しました。常磐線と東北本線を短絡する路線価のような感じでしたが、中間区間の乗客が減少し、下妻上町で系統分割され、更に2006年4月に篠崎転向場〜下妻上町〜松本間が廃止され、松本〜古河駅間が東古河妻線と改称されてしまいました。しかし、2008年に下虫掛〜篠崎転向場間が廃止され、南筑波線は実質的に小学校のスクールバス的な路線になってしまいました。
南筑波線はつくば市内を通っていましたが、研究学園都市として整備された道路ではなく、旧来からの集落の中を縫うように走っていたことがポイントです。でも、テクノパーク桜の近くを通っていたため、私がつくば市に下宿していたころは下宿先からテクノパーク桜の中にある北柴崎バス停まで歩いて、ここから南筑波線に乗って土浦駅まで行ったことがあります。特につくばセンターから土浦駅方面の土休日の初便の土浦駅到着時間と南筑波線の土浦駅行き初便の土浦駅到着時刻がほぼ同じだったのを記憶しています。
そんな南筑波線ですが、2004年に1度土浦駅から古河駅まで乗りとおした事があります。土浦駅発の南筑波線は多くが篠崎転向場行きなどの区間便で、下妻上町へ行く便は朝夕の数本のみでした。更に下妻上町で古河駅行きに乗り継げる回数は更に少なかったように記憶しています。
土浦駅を出て亀城公園前・千束町を経てつくばセンターへ向かう土浦学園線と別れると、ひたすら旧来からの集落を縫うように狭い道路を通っていました。北柴崎バス停付近でつくばテクノパーク桜の中を少しだけ通りますが、再び集落の中を走っていました。大穂支所で学園東大通りや西大通りを横断し、そのすぐに篠崎転向場がありました。ここから西方面へ走り、宗道駅の近くで関東鉄道常総線を横断し、常総線と並行して下妻上町に着きました。下妻上町バス停は下妻駅から少し離れた中心部にありました。因みに上町バス停の道路は関東鉄道バスも通っていますが、バス停は無く、通過するだけでした。上町バス停にはかって窓口などがあったのですが、末期は閉鎖されていました。
上町バス停で1時間近く待って古河駅行きのバスに乗りましたが、日野HRのL527−04501でした。下妻上町を出てすぐに国道125号線を通り、東若からはつくば古河線などを通って古河駅に着きました。
やはり、つくば市内の集落内を縫うように走る姿が印象に残っていました。
下妻上町バス停の時刻表です。土浦駅方面と古河駅方面が別々に掲示されていました。いずれも4本ずつでしたが、土浦駅行きが朝夕のみに対し、古河駅行きは終日にわたって設定されていました。
南筑波線の支線としてテクノパーク桜循環線が運行されていました。北柴崎からテクノパーク桜の中に入り、テクノパーク桜の中を循環していました。ただ、循環して土浦駅に戻ったわけではなく、途中で運行を打ち切っていました。確か、2003年当時は平日朝にテクノパーク桜行き1本が運行されていましたが(土浦駅発が朝8時台だったような・・・)、2004年にはテクノパーク桜発土浦駅行きに変わり、早朝の篠崎転向場?発を振り替えた感じでした。しかし、2005年7月にテクノパーク桜乗り入れが無くなり、その1ヵ月後に関東鉄道バスがつくばセンターからテクノパーク桜行きのC11系統を運行しましたが、乗客が少なかったため、ほどなく廃止されています。今はバスが通らなくなってしまいましたが、高速バスの筑波大学〜土浦支社間の回送ルートとして通っています。
こちらは土浦に3台投入された液晶表示車による下妻上町行きです(M527−96303)。しかし、液晶表示は長続きせず、LED化されてしまいました。
古河駅発下妻上町行きのバスです。下妻上町〜古河駅間は古河営業所の担当で、古河独特の系統番号が付いていて、下妻上町〜古河駅間は1系統として走っていました。現在も1系統が運行されていますが、区間は古河駅〜松本駅間に短縮されています。
歴史のある南筑波線が廃止されるのは残念ですが、仕方ないです。でも、この路線は旧来からの集落の中を縫うように走っていただけに、乗るたびにつくばってこんなところもあったんだなと感じさせたものです。
以上です。